瀧本邸で瀧本さんの思いをとらえる
6年2組
創造活動
2022/12/08
頸城区にある瀧本邸を訪れ、15代当主の瀧本さんとかかわりました。
子どもは、あらためて瀧本邸の薬医門の大きさに圧倒されながら、邸の中に入っていきました。
瀧本邸の庭に足を踏み入れると、苔にさわりつつ、柔らかな感触を楽しむ子どもがたくさんいました。
前日の雨によって水分を多く含んだ苔は、緑も鮮やかで瀧本邸の静かな雰囲気をつくり出しています。
瀧本さんは、子どもとかかわりながら、以下のようなお話をされていました。
「懐徳亭から眺める苔や池の景色が瀧本邸のおすすめ」
「将来的には瀧本邸が公園みたいな形で地域の方に開放されるようになってもらいたい」
「一斉公開には新潟県内や県外、外国の方など様々な場所から来てくれている」
「邸の修理にかなりの金額がかかってしまうことが大変」
「当主としての喜びは、子どもたちや名家を好きな人などいろいろな人とかかわれること」
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「瀧本さんは1990年、今から23年前に瀧本邸を受け継ぎ、当主になりました。瀧本さんが当主になって良かったと思うことは、「いろいろな方との交流ができる」ということです。確かに、瀧本さんや先祖の方が邸を受け継がなければ、来てくれた人や他の上越名家の当主の方には会えなかったと思います。人とのつながりが大事だと思います。上越名家の当主の方と支え合い、協力したりして名家は成り立っているなと思います」