秋の一斉公開に向けて自分たちにできることは?
上越名家では、11月12日(土)、13日(日)に秋の一斉公開が行われます。
普段は非公開である林富永邸、瀧本邸、白田邸、保阪邸の4邸ですが、上越地域の貴重な文化財であることを多くの方に知ってもらいたいという思いから邸の中や庭を公開しています。
子どもは、秋の一斉公開に向けて、次のような思いをもって参加することを決めました。
「名家の魅力を伝えたり、受け継いでいったりする大切さを知ってもらうため」
「自分たちも名家のことを好きになったので、やっぱり4邸のことを好きになってもらいたい」
「夏の一斉公開で、自分たちのつくった名家のパンフレットを渡したら喜んでもらえて嬉しかったから」
「夏の一斉公開では、50代・60代の方が多かったので、10代・20代のこれからの未来にかかわる年代の人にも来てほしいから」
「来てくれた方に名家のことや、それぞれの邸の特徴などを少しでも知ってもらえるように」
「上越に古くからある伝統的な家をいつまでも残るようにするため」
「いろいろな人が少しでも名家に興味をもってもらえるように」
「名家に対して興味をもつ人がいれば管理人や継いでくれる人になる可能性が出てくるから」
「名家が受け継がれてきた歴史などを発信して、自分の地域の名家はどうなんだろうと考えてもらいたい」
それぞれの子どもの思いや願いをもとに、以下のようなチームが生まれました。
「チラシチーム」は、4邸の特徴や歴史、それぞれの当主の方の思いをチラシにまとめました。
「クイズラリー&スタンプラリーチーム」は、名家の家紋の消しゴム判子をつくったり、子ども大人も楽しめるようなクイズをつくったりしました。
「発酵スイーツチーム」は、酒井さんから学んだ発酵レアチーズケーキをつくったり、丸山酒造場の米麹を使った甘酒を仕込んだりしました。
全部で7つのチームが、秋の一斉公開に向けて着々と準備を進めています。