〒943-0834 新潟県上越市西城町1-7-1TEL:025-523-3610
〒943-0834 新潟県上越市西城町1-7-1
TEL:025-523-3610
MENU
前のページへ戻る

学級の活動

11月17日(木)ナスとずっと一緒にいたい

2年2組 創造活動 2022/11/24

 

実が付かないナスをずっとお世話をし続けている子どもがいます。
「ナスが元気か心配なんだ」「水やりをしても元気にならないんだ」「肥料が足りないからかな」「寒いからかも知れない」
「もう抜いた方が良いのかな・・・でも、まだ実が付くかも知れないから諦めたくないな」
「もうずっと一緒にいたいし、ずっと見ていたいんだ」
相澤さんから分けていただいたナスであること、かわいいナスが育ってそして実ってすごく嬉しかったこと、もうだめかもと思ったけれど、秋に実が付いてとってもびっくりしたことを話し、ナスとずっと一緒にいたいという気持ちでいることを表しました。
ナスについて本やホームページで一緒に調べていく中で、野菜には旬があること、ナスは畑では冬場は育てることが難しいことが分かりました。
また、ナスは、実が一年中育つ野菜であること、日本では15度を下回ると成長を止めてしまって冬眠したり、雪が降ると枯れてしまったりすることがあることが分かりました。
そして、室内でよく面倒をみていけば、もしかしたら冬を越すことができるかもしれないということが分かりました。
子どもは、「畑から抜くのは本当はしたくないけれど、もっと元気になるかもしれないのならやってみたい」と話し、教室の中にナスを迎え入れることを決めました。
学級の仲間にナスを入れてもいいかという話をすると、みんな驚きつつも、「ナスのことをずっと大事にしてることを知ってるから、私も元気になってほしいって思うから入れてもいいと思うよ」と話す子がいました。
入れるなら、どこがいいかと話し、日当たりが良い場所で、人にぶつからない場所がいいとオープンスペースに迎え入れることにしました。
大きなプランターに土を入れ、肥料を混ぜていきます。畑から、ナスを掘りだします。
根っこを切ると育つと書いてあったことから、はさみで伸びている部分を切っていきました。
土、肥料、そしてナスと入れるとプランターはぐんと重くましたが、仲間と力を合わせてナスを運びました。
大きな受け皿を運び、その上にナスを入れました。
入ったナスを見て、子どもは「ずっと一緒にいれるね」と話しました。周りの子は、「おー!」と声を上げ、「これで近くで見れるし良いね!」「水やりが大事になりそうだね」と話しました。
また、1つだけ迎え入れたナスを見て、「寂しそうだから、僕のコスモスを近くに置いてあげたい」と話したり、「周りに他のお花とかお野菜とかも育てるのはどうかな」と話したりしました。