10月13日 山岸丈訓さんの個展へ
共に陶芸をしている山岸丈訓さんから、個展の案内が届きました。
子どもは「行きたい」「行こう」と話し、遊心堂さんで開催している個展の初日に伺いました。
子どもは、山岸さんに作品を触ってよいか確認し、手に取っていました。
そして、つくり方や値段、かかった時間について尋ねていました。
子どもは、作文シートに
「個てんに行ってみてわかったことがあります。お花のがらに、何十枚ものねん土をかさねていることです。『あ、お花のがらだなあ』と前はふつうに見ていましたが、今、見ると、『あ、すごい』と感じるようになりました。3階には大きなつぼのようなものが右に2つ、左に3つありました。ねだんがついていなかったので山岸さんに聞いてみると、なんと70万円くらいだそうです。だけど、それはたしかになっとくできます。だって、さっき書いたけれど、もよう一つ一つに、何百枚ものねん土をつけているからです。その大きなつぼのようなものを外国で売ったことがあると言っていました。山岸さんの作品は、オシャレで、落ち着くがら、色です。何十枚にもねん土をつけていて、がんばっているのがつたわります。お母さんにおねだりして、一つ買ってもらいます」
「個展に行ってみて、このものにこの値段は高すぎるのでは、というものだらけでした。でも、よく考えてみれば、たしかに手間がかかっているので、この値段でもなっとくはいくと思いました。すごく大変だと思う、もよう、例えば、桜や落ち葉をつなげていくみたいなものは、もう少し値段を高くしてもいいのではと思いました。コップとかはきっと板づくりでやったんだろうなと思いました。想像なので、もしかしたら手びねりでやったかもしれません」
「まず思ったことは『すごい、なぜこんなにすごくできるんだろう』というような商品がずらりと並んでいました。特に、ぼくがすごいと思ったのは、独特なもようです。様々な色を組み合わせて、のびているようにもようをつけているところがすごかったです。山岸さんに『ぼくにもあんな感じにもようをつけることができますか』と聞くと、『できるよ。でも、難しいから失敗したときは、ショックを受けるかもしれないよ』と話してくれました。それならやっぱり山岸さんがつくったものがほしいから、こんど、貯金して5000円くらいのものを買いたいと思いました。見て、すごく買いたいと思わせてくれる山岸さんの商品は、すごいなと思いました。だから、ぼくたちも朝市で、ほしいなとお客さんを思わせるような商品を目指そうと思います」
と書いていました。