学級の活動

9月26日　のびのび大根

　牧区の宇津俣へ行き、大根の間引きをしてきました。せっかく３粒の種を植えたのに、なぜ２つの苗を抜いてしまうのかはじめは不思議そうでした。しかし、３本の大根が栄養の取り合いにならないように、元気に育つように間引きすることを教えていただき、子どもは黙々と間引いていました。

　

子どもの作文シートには「今日、うつのまたに言って、間引きをしに行きました。こんなに育ってたなんて思っていなかったのでびっくりしました。なんでピンクの種から緑の葉っぱになるのか、なんで１㎜ぐらいの種が２０㎝になるのかびっくりでした。間引きの時に大きすぎてどこがどうなっているかわかりませんでした。でも、ぶじに間引きができてうれしかったです」「うつのまたについたら、畑のトンボがいっぱいいました。先生の頭にも、友達の頭にも止まっていました。はじめは、どれをぬけばよいかわからなかったけど、友達から教えてもらい、どんどんぬけるようになりました。抜いた大根は赤ちゃんみたいに小さな大根でした。種にはにおいがなかったけど、葉っぱにはにおいがありました。家に間引いた大根をもって帰ったら、お母さんがみそしるにしてくれました。シャキシャキしてとってもおいしかったです」と書かれていました。

また、子どもはこれまで実践社会科において、上越市の地図から、平地や山地など高さの変化を地図で読み取ってきました。宇津俣の大根畑は、バスでぐんぐん上がっていくと着く場所です。高くて見晴らしのよい大根畑から、上越市の地形の特色の一部を感じています。子どもは「ヤッホー」とやまびこを楽しんでいます。いつの間にか、ここは「願い事を叫ぶと、その願い事は叶う」という場所になっていました。子どもはそれぞれの願いを大きな声で叫んでいました。