学級の活動

戸野目の「こうじや」で北折さんとかかわる

上越名家の１つである保阪邸は、戸野目の地域に存在しています。
子どもと共に戸野目を歩きながら歴史ある街並みを見て回りました。
まずは、ニュージーランド出身のフィリップスさんによって買い取られたフィリップス邸（旧小柳邸）に向かいました。
子どもは、雁木や邸の塀などの様子を見て、和の雰囲気や荘厳さを感じ取っていました。

続いて、過去に戸野目で麹屋を営んでいた古民家（「こうじや」）で北折さんとかかわりました。
北折さんは、これまでに空き屋となった７軒の古民家を買い取っています。
買い取った直後は荒れていた邸ですが、北折さんが修復したり、改装したりして次の世代のために残そうとしています。

「こうじや」の中は、大きな吹き抜けになっていたり、蔵が３つもあったりしました。
蔵の１つは、北折さんがホームシアターとして活用しています。

子どもは、作文シートに次のように書いていました。

「こうじやさんで待ってくれていたのは、北折さんという方です。北折さんは、３年間で空き家を７軒買っていたりして、すごい人です。なんで空き家を買っているのかも教えてくれました。なんでかというと、次の世代に残すためなんだそうです。次の世代のことも考えていてすごいなと思いました。こうじやさんにはいろんな部屋があったけど、私が特にすごいと思ったのは、倉です。倉の中には、かいだんがあって、かいだんをのぼると小さな部屋があります。かいだんも急で、１かいが見えるように底が抜けていて、本当にびっくりしました。でも、楽しくて２回も行ってしまいました」