「やっぱり必要なんだ」～１２月のふれあいデー・ふれあい集会～
１２月１０日（水）に、１２月のふれあいデー・ふれあい集会がありました。今回のふれあいデー・ふれあい集会の担当は３年生でした。
全校が体育館に集まると、３年生が考えた「ドキドキ紙コップつみつみ」というゲームをしました。このゲームは、プレイングチームの仲間で紙コップを思い思いに積んでいくゲームです。崩してまたつくっていくこともOKです。
子どもは、プレイングチームの仲間と体育館に集まると、３年生のゲーム説明を聞きました。そして、チームの仲間と場所を決め、ゲームに取り組みました。ゲームでは、とにかく高く紙コップを積んでいくチーム、話し合って目指す形を決め、塔やピラミッド型に積み上げていくチームなど、チームで思い思いに紙コップを積んでいく姿がありました。多くの子どもが積むことに熱中する一方で、落ちている紙コップをせっせと集め、積んでいる仲間に渡していく子どももいました。そのように、チームの中で、紙コップを積む子ども、集める子どもなど、自然に役割を担いながら取り組む姿がありました。
子どもは、振り返りに次のように書いていました。
「今日は、３年生がきかくしてくれた１２月のふれあいデー・ふれあい集会がありました。ふれあい集会では、『ドキドキ紙コップつみつみ』という、チームのみんなで紙コップを積んで、満足したらこわすという、簡単なゲームをしました。最初、私の班では、ふつうにピラミッド型のかべをつくりました。みんなで工夫して、並べ方を考えながらやったので、とても盛り上がって楽しかったです。でも、途中でくずれてしまったから、もう一回やろうとしました。塔をつくると決まって、班長が円をつくると、誰かが「班長、その中に入って！と言ったので、班長は『おれが！？』と言いながらも入りました。班長が入った塔をつくるとき、なんか自然に役割分担ができて、（紙コップを）『積む』係と『集める』係ができました。私は、集める係をしました。それで、紙コップを積んでまとめて、積む人の所に置いておきました。でも、やっている途中、『あれ、これは『一緒に盛り上がる』ことなのかな？』と思ったけど、『でも、積む人がいるためには、集める人も必要だ』と思い、続けていました。すると、チームの仲間が紙コップを取っていくときに、『ありがとう』って言って持って行ってくれたから、やりがいがあるというか、『やっぱり必要なんだな』と思えました。何回かこわれたけど、何とかつくって時間になったとき、こわす時には班長がパンチでごうかいにくずしました。ふれあい集会では、特にこわすのが盛り上がりました。『みんなで一緒に盛り上がる』というコンセプトが、『ドキドキ紙コップつみつみ』に合っていると思います」
「今日は、１２月のふれあいデー・ふれあい集会でした。今回は、３年生がゲームを考えてくれました。ゲーム名は、『ドキドキ紙コップつみつみ』です。私たちの班は、紙コップをたてに積んで、お城みたいなものをつくりました。でも、最後の１つでくずれてしまったので、一からやり直しになったけど、みんながたおしてしまった子に『しょうがないよ』と優しく声をかけているのを見て、このチームなら、盛り上げるのも大変ではないかもなと思いました。それで私は、ふれあいランチのときに、『カレーライス』という遊びを提案しました。そしたら、みんな楽しそうに遊んでいて、ひまになると、すぐに『カレーライス』をしていて、とてもうれしくなりました。来年は班長なので、みんなを盛り上げるときは遊びを提案しようと思いました」
