私ってけっこう盛り上がる場を作ってるのかも~12月のふれあいデー・ふれあい集会
12月のふれあいデー・ふれあい集会の企画学年は3年生です。
前日、子どもは、今回のテーマで「プレイングチームの仲間と一緒に盛り上がること」について話しました。教師から「自分のチームは、チームの仲間と盛り上がるチーム?」と問われると、子どもは、「自分が笑わせにいく。自分から盛り上げにいっている」「ずっとではない。でもゲームをしている時や話している時は盛り上がる」「チーム全員が元気で、いい意味でふざけてる。仲間が乗ってくれる」などと話しました。教師から「自分から盛り上げにいかない人っているの」と尋ねられると、「すべりたくない。気まずい雰囲気になると戻すのが難しい」「チームの中での自分を変えるのも難しい」とその理由を話しました。そこで、「どうなったら『盛り上がった』と言えるんだろう」と教師から問われると「チームのみんなが楽しめる」「わちゃわちゃしている感じ」「テンションが上がる」「爆笑が起きていると思う」などと話しました。
当日、3年生が考えた「ドキドキ紙コップつみつみ」のルール説明を聞き、チームの仲間と始めました。このゲームは、320個の紙コップを使い、できるだけ高く、積み上げるゲームです。途中で積み上げたものの写真を撮ります。また、途中で崩れた場合は、再び積み上げます。子どもは、手渡された紙コップを使い、筒状や壁のように高く積み上げていきました。

崩れてしまった時には、思わず「わぁー」「崩れるー」と大きな声を上げて、チームの仲間と笑いました。崩れたら、異なる形で積み上げたり、チームの仲間の周りに紙コップを積んだりしていきました。

最後に崩す場面では、誰が崩すかチームの仲間と相談したり、崩れる瞬間に再び歓声を上げたりしました。

教室で、「チームの仲間と一緒に盛り上がったか」について話すと、「盛り上がった」という声が多く聞かれました。一方で、首をかしげる子どもがいました。盛り上がったと感じた子どもは、「つくったものが崩れる時に『ぎゃー』と言った。チームの仲間も楽しそうだった」「崩れちゃった時に盛り上がった」「高く積み上がった時に『やばい』と言っていた。『すごい』という意味で」などと話しました。一方で、盛り上がらなかったと感じた子どもは、「『わぁー』ってなったけど、班長が逆に不機嫌になった」と話しました。教師が「何で不機嫌になったんだろう」と問い返すと、それを聞いた仲間が「頑張ってつんだのに残念だったんじゃない」「高く積み上がっていたから」と話しました。また、「班長はしゃべるけど、副班長や1年生は無言が多い。私は班長に返したけど、周りのチームの仲間はあまり返してないから盛り上がらなかった」と話す子どもがいました。そこで、教師から「チームの仲間と一緒に盛り上がるのに必要なことって何だろう」と問われると子どもは、ロイロノートに次のように書きました。
「『楽しいこと』と『笑うこと』とかあと気持ちですかね。楽しいこととかだけじゃなく気持ちがあったら盛り上がると思います。(中略)だって気持ちがないと本当に静かで何もなさそうですよね。私も今日こういう気持ちがありました。盛り上がるぞーーーとか楽しむぞーーーみたいに心が燃えていました。そういう気持ちがあるからこそ今日盛り上がりました。」
「みんなで楽しみながら笑顔でいることだと思います。チームの誰かがいつも笑顔だったらつられてチームのみんなも盛り上がって楽しめると思うからです。」
「コミュニケーション力(喋る)と面白いことあと、共感だと思います。理由は喋んないと何にもはじまんないと思うし、面白いこととかがあるとみんなで笑えるし、、、共感すると『そうだよね~』とか『やっぱり!!』とか話がはかどると思います!!」
1日過ごした後の作文シートには、次のようなことが書かれていました。
「今日、チームの仲間と一緒に盛り上がる時があってとっても楽しかったです。今回きかくしてくれたのは、3年生でーす!ドキドキ紙コップつみつみでタワーを作ってくずれる時がとっても盛り上がっていたのかなーと思っていました。私はまず盛り上がりたかったから1人で盛り上がったら、ほかの仲間がのってくれて、けっこううれれしかった。理由、それはプレイングチームに聞かないと分からない。2番目ぐらいにうれしかったのは、いつもしゃべらない3年生の子がしゃべってくれたし、笑ってくれたからとってもうれしかった。」
「今日、チームの仲間と一緒に盛り上がる時がありました。言葉であらわすのはむずかしいけど盛り上がりました。今日のふれあいデーのドキドキかみコップつみつみで家?みたいなのを作りました。今、思い出せば中に入ってなかったなと思います。つんでる時にかみコップのむきを変えたり、一部だけ高くしたりしました。かんせいして思ったより良いできにまんぞく。(まわりの人がすごいのつくっててうらやましかった。)とちゅう何回こわれて『ギャー』ってなってでも悲しい感じじゃなくて楽しいかんじのギャーでした。そのギャーの時盛り上がってました。写真をとってぶっこわしてそこで私が『紙コップくっつけて高くしよ!!』っていって紙コップを全部かさねてタワーにそれも写真でとってもらいました。私より高かったので、155㎝以上ありますね。多分。今思い出すと紙コップをかさねて高くしたのも私だしとちゅう紙コップの向きをかえたのも私だし・・・私ってけっこう盛り上がる場を作ってるのかも・・・?ランチで交流をふかめて、昼休み。けいドロをしました。半分以上休けいしてました。休けいしてる時〇〇くんがちかくでつかまって『たすけてー!!』っていってたのがおもしろくてちょうどそのとき息がきれてたので息がぜんぜんできなくて死ぬかと思いました。今日も楽しく盛り上がってました。次のふれあいデー・ふれあい集会は5年生としてとっても楽しいふれあい集会にしたいです。ふだん盛り上がらない班も盛り上がるような・・・できるかは別だけど。やっぱり最後らへんなのでたくさんたのしんでほしいです。」
「今日、チームの仲間と一緒に盛り上がる時がたぶんありました。それは、ふれあい集会の『ドキドキ紙コップつみつみ』のときにくずれっちゃ時じゃなくて、つんでいるときに盛り上がったとは思います。でも2年生とかが無言でつんでいたので楽しんでいたかはわかりませんでした。別に今回でチームは変わりませんでした。集会の時に私の班は、ふつうにピラミッドみたいにつんでいきました。あとちょっとの所でくずれちゃったので、班長が全然楽しそうじゃありませんでした。そして、もうあと1分くらいの時に完成しそうだったけど、たおれちゃいました。ランチの時は、私と1年生しか楽しんでいなかったと思うので、ランチは盛り上がっていませんでした。タイムの時はドッジボールをしました。でも、人数が少なかったからあまり面白くなかったし、班長はこの時も楽しそうじゃありませんでした。トークの時に班長がつんでたおれちゃった時に『残念な気持ち』になったみたいなことを言っていました。でも、『楽しかった』っていっていたので、よかったです。次のふれあいデー・ふれあい集会は、5年生としてまず、6年生の最後のふれあい集会なので、6年生や他の学年にとって楽しい1日を作りたいです。それは、やっぱり最後の6年生に楽しい思い出を作ってもらいたいからです。」
「今日、チームの仲間と一緒に盛り上がる時があった!!と、思います。なぜ言い切らなかったかというと、チームの仲間とゲームや遊びを楽しみすぎて、今回のテーマを、完っ全に忘れていたからです。だから、『こんな時も盛り上がった!』っていうのはあんまり記おくしていません。でもそれくらいもりあがったってことかな!それくらい盛り上がったっていう自覚はなかったけど、いっしゅんだけめちゃくちゃみんなが集中した時があって、その時自分も集中してたから、みんなの息づかいしか聞こえなくて、なんか変な気持ちになったのはおぼえています。こんな感じ(図)で盛り上がる時と集中する時があって面白かったです。次のふれあいデー。ふれあい集会は、5年生として、4月からの成長をふりかえりながら、しっかり6年生を支えていきたいと思っています!そして、笑いがたえない1日にしたいです。」











