ミミとショコラと共にはじける
今年の秋の音楽集会の学級パフォーマンスは、「熱きょうフェス」です。また、子どもは、「共にはじける」ことを大切に、学級パフォーマンスをつくったり、他の学級パフォーマンスを覚えたりしてきました。
１年2組の学級パフォーマンスをつくっていく過程で、誰と共にはじけたいかについて、子どもに尋ねたことがありました。
子どもは、「学級の仲間」「1組さん」「班長」「先生」「プレイングチームの仲間」と話しました。その中で、ある子どもが「ミミとショコラも仲間でしょ。一緒に学級パフォーマンスをやりたい」と話しました。それを聞いた仲間も、「いいね！」「体育館に来てもらおう」「一緒にステージに上がれないかな」と話しました。
一方で、「体育館に来たら、他の人たちはびっくりしちゃうんじゃない」「ミミとショコラ、ステージに上がれないんじゃないの?」と話す子どもがいました。その後も、ミミとショコラが１年2組の学級パフォーマンスをすることについて話していく中で、「わたしたちがミミとショコラのポーズをすれば、そこにミミとショコラも一緒にいるみたいになれるんじゃない」と話す子どもがいました。この話合いを契機に、子どもは、1年2組の学級パフォーマンスに「ミミとショコラの動き」「ミミとショコラのポーズ」「とことこスポットで楽しいことを伝える掛け声」を取り入れていきたいと考え、様々な動きや掛け声を学級パフォーマンスに取り入れていきました。
秋の音楽集会当日、子どもは、「１ねん２くみ、ミミ、ショコラ！」「とことこランドたのしいよ！」という掛け声を叫んだり、ミミとショコラとのお散歩の様子やグラウンドで砂浴びをする様子を動きで表しました。
子どもは、作文シートに次のことを書きました。
「おどるまえにあきのおんがくしゅうかいだったから、ちょっときんちょうしたよ。でも、たいいくかんにはいったら、きんちょうがなくなって、たのしかったよ。おどったときにかけごえがまだいけそうなところがあったよ。でも、そのばしょがとくにこえをだしにくいところだよ。２こあるよ。１こめは、『ミミとショコラといっしょにおさんぽ』だよ。２こめは、『グラウンドついて、サーカス、サーカス』だよ。ミミとショコラがグラウンドについて、サーカスしてるのをあらわすうごきで、やってるよ」
「きょうは、みんながもりあがってくれたから、みんなでたのしくあきのおんがくしゅうかいができたよ。わたしがすきながっきゅうパフォーマンスは、６ねん２くみだよ。ともにはじけるためにしたいことは、みんなといっしょにおどることです。なぜなら、みんなとたのしくおどれるからです。おかあさんとおとうさんがいたからきんちょうしたよ」
「すごくきんちょうしたけど、こえがすごくだせたとおもうよ。だけど、ほかのがくねんもすごくこえがおおきいとおもったよ。あきのおんがくしゅうかいで、みんながもりあがってて、すごくたのしかったよ。おどってくれてうれしかったし、『へい』っていってくれたり、『はい』っていってくれたりしてうれしかったよ。６－１のおんがくは、もりあがるきょくだし、『もっと』のところがすきだし、すごくむずかしいふりつけがあったから、６－１にしかできないふりつけがあったよ」
