もふもふパーティー
「パーティ-がしたいです」
子どもの中で、特別なイベントを開きたいという思いがありました。「みんなは、どんな時にパーティーをする?」と聞かれた子どもは、次のように話しました。
おたんじょうび、クリスマスやお正月などの行事、父の日・母の日、お友達とご飯、特別な日・・・。
特別な日といえば・・・。休日参観日の10月18日(土)は、4頭の親子のひつじを学校に迎えて、ちょうど6ヶ月、半年が経つ日です。この日は、お家の人はもちろん、オープンスクールも兼ねているため、保育園や幼稚園の園児も学校に来ます。それを知った子どもは、「ぼくたちにとっても、ひつじさんにとっても、特別な日だ!」「めでたいから、みんなでパーティ-をしよう」「来た人と一緒にもふもふひろばの活動をしたい、見せたい」と話しました。
パーティーの内容として、子どもは次のことを考えました。
・ご飯を、見に来た人と一緒につくる
・ひつじさんのリードを来た人にもってもらう
・特別なお料理「ケーキ」をつくる
・メニューをつくって、お店を開きたい。看板も出したい
・お料理のレシピを書きたい
もふちゃんの毛が冬に向けてさらにもふもふしてきた様子から、「もふもふパーティー」と名付け、それぞれが準備を進め、当日を迎えました。
10月18日、子どもは、原っぱのひつじふれあいランドでひつじと思い切り走ったり(おにごっこ)、お家から持ってきた野菜や果物で豪華なご飯(ケーキ)をつくったり、来た子にお世話の仕方を教えたりして過ごしました。
子どもはひつじの様子を見て、「いつもよりひつじがおとなしい」「リードをひっぱってもなかなかついてこない」と話しました。もふちゃんたちも緊張していたのかもしれません。
活動の最後、めるる、ましゅまろ、ろこんの子ひつじたちが、前庭から動こうとしませんでした。それを見た子どもは、原っぱでつくっていたお料理を前庭に持ってきて4頭の親子のひつじに食べさせました。
たくさんの人にもふもふひろばの活動を知ってもらい、満足そうな子どもの姿がありました。
子どもは、この日の作文シートに次のように書きました。
「きょう、たくさんのひとがきて、もふもふパーティーをしたよ。たくさんのひとがきてうれしかったよ。こどもえんがおなじだったこもきたよ。こどもえんがおなじこが ぼくのことをおぼえてくれてたよ。あさ おうちのひとたちのぎょうれつができててすごかったです。ようちえんのこも ひつじさんにきょうみをもっててくれたのでよかったです。じぶんのおうりのひとがきて きんりょうしました。ようちえんのこも ひつじさんのリードをもってるひとがいてすごいとおもいました。ようちえんのおんなのこも こわがらずにひつじさんをなでたりしてたのですごいとおもいました。せも小さいこもいてにぎやかになってたのしかったです。ようちえんのことか ほいくえんのこがきてくれて たのしくにぎやかになってすごくたのしかったです。ひつじさんをさわったりしてくれて ほんとうにうれしかったです。」
「きょうたくさんのおうちのひとがきました。そしてごはんをつくってもふたちにあげたよ。あとはちっちゃいこがきたよ。だから、ともだちはちっちゃいこのおせわをしていたよ。そしてパーティーだからって ひつじきれいにしたのに ひつじもはしゃいでるひつじもいれば ドキドキ、わくわくきぶんのひつじだったよ。」
「きょうたのしかったことは そうぞうかつどう(もふもふひろば)でごはんをつくったことだよ。あかいみや ニンニクみたいなみをまぜたことだよ。ちなみにあげてはいないよ。ほか たのしかったことは じゅんびでたくさん丸いみをとったことだよ。ほか たのしかったことは きょうパーティーをしたことだよ。その名まえはもふもふパーティーだよ。りゆうは きょうはひつじがきてからはんとし6か月がたったパーティーだから きょうおいわいパーティーをひらいたんだよ。」