本丸から見た上越は最高
上越市埋蔵文化財センターまで歩き、次回は春日山を歩くことを決めた子どもは、「いろいろな植物を見つけたい」「生き物をつかまえたい」「すごいと思ったことをメモしたい」と話しました。そして、自然を楽しむネイチャービンゴや、手作り虫取りあみ、オリジナル地図などをつくり、春日山を歩くことを楽しむための準備を進めてきました。
そして、６月２０日（金）、上越市埋蔵文化財センターから、春日山の本丸を目指して歩きました。
登り坂が続いたり、気温が高かったりすることから、子どもは今までの道より険しさを感じていました。日陰に入ると涼しいことや、山を登るほど風が心地よくなること、ベンチや切り株のように座れる物があることのありがたさを感じながら、ゆっくりと本丸を目指しました。
歩き進めた子どもは、「三の丸」や「二の丸」といった要所ごとに、石碑があることに気づきました。
名前が書かれていることから「すごい人がいたんだ」と話しました。
本丸が近づくにつれて「はやくてっぺんからの景色を見たい」「なんか、どんどん楽しくなってきた」と話す子どもがいました。
そして、本丸にたどり着くと、「達成感がある」「こんな景色見たことない」と話したり、ベンチに腰掛けて景色をじっと見たり、「ヤッホー」と叫んだりしました。
心のふるさと道の地図にあるように、本丸から春日山神社を通るルートで下山し、上越市埋蔵文化財センターでお弁当を食べました。
子どもは、以下のように作文シートに書きました。
「５回目は、春日山を歩きました。さか道だったので足がつかれました。でも時間が少なくかんじました。晴れだったから本丸から見た上越は、さい高でした。あつかったけど、山の上は、すずしいし風が気もちいいから少しさむいくらいだなって思いました。二の丸や三の丸からのけしきもさい高だったけど米山だったりいろいろな工場だったり橋だったりが本丸から見れて、のぼったかいがあったなーって思いました。いくとちゅうにむらさき色のみのような物がおちていて『あれは、なんだろー』って思いました。はじめのさか道を登ったあとスタンプやみはらしとうや、どうぞうがありました。スタンプは、上杉けんしんさんがのっていて、ほかのぶしょうにあってみたいなーって思いました。みはらしとうは、本丸とくらべてひくい所にあるけど、きれいでした。本丸に登ったときに、おべんとうを食べてもいいなーって思いました。（中略） がんばって上越市まいぞう文かざいセンターについて学習室で食べたおべんとうは、いつもよりおいしかったです。」
