ぴったりと合う言葉を書きたい
3年1組
実践教科活動
2025/06/18
「まいごのかぎ」を紙粘土で表した子どもは、それをマーブリング液に付けました。するとうっすらと模様が付きました。また、画用紙にも物語の色を考えながら色を付けました。マーブリングやぼかし絵、にじみ絵といった方法を選んだり、組み合わせたりしました。
画用紙に載せた紙粘土の周りに詩を書いていきました。子どもは、りいこの他に、鍵や桜の木、ベンチ、うさぎの気持ちになって詩を書きました。また、問いとして立てていた「題名『まいごのかぎ』の意味は何か」を考えるために、「まいご」か「かぎ」という言葉を使って詩をつくることにしました。
鍵の気持ちになった子どもは、「鍵が鍵穴に合わなかったことを表したいんだけど『ぴったり合わなかった』と『しっかりはまらなかった』のどっちの言葉がいいかな」と話し、物語や自分の気持ちにぴったりと合う言葉を探りました。また、「私はやっぱり詩が好きだな。考えるのが好きだから。演じるのもいいけど、考えて書くのが好きだから」と話しながら詩を書く子どももいました。
子どもは、次のような作品をつくりました。
子どもは、葉っぱブックに次のように書いていました。
「このお話を読んで、私は、良いお話だなと思いました。なぜなら、気持ちが、だんだん変化(へんげ)していてすごかったです。変化するお話のこと、私はけっこう好きです。『まいごのかぎ』の一番良い変化の仕方は、詩です。いつもはこんな書き方できないけど、『まいごのかぎ』は、私にとって詩を書きやすいお話だな~と私は思いました。いつもは、ここまではスラスラ書けないけど、けっこう書けて意外でした。いつもより書けるはんいが多いからかな?とも少し思いました。」