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学級の活動

ミミとショコラはみずがすき?

1年2組 創造活動 2025/06/03

子どもは、ミミとショコラと共に毎日おさんぽに出かけています。

ある日、原っぱのビオトープの近くでミミとショコラが立ち止まり、近辺に生えているクローバー等の草を食べ始めました。一度食べ始めるとなかなか動かなくなるミミとショコラを横目に、ある子どもが水道の蛇口から水を出しました。すると、ミミとショコラが草を食べることをやめ、ゆっくりと近づいていきます。子どもは、山古志アルパカ牧場の方から、「アルパカさんは、雨などの水で体が濡れるのはあまり好きではないですね」と聞いていました。そのことから、ミミとショコラが水に濡れることを心配した子どもが、「蛇口の水を止めて!」と話しました。

しかし、止めようした蛇口は思いがけず、反対の方向に回されてしまいます。蛇口から勢いよく飛び出した水がミミの体にあたってしまいました。しかし、ミミは水を嫌がることなく、少し前後に動きながら水をあび続けたのです。その姿を見た子どもは、「もしかして水を浴びたかったのかな」「今日は、暑いもんね」と話しました。その後、「濡れたままだと風邪引いちゃうよ」「汚れているところをきれいにしよう」と話しながらミミの体を布で拭いたり、地面に座り込むミミに「お風呂あがりみたい」と話しながら、ごはんをあげたりしました。

子どもは、ミミの水浴びが終わった後、今度はショコラにも水を浴びせようと考え、再び蛇口から水を出しました。すると、ショコラが自分から近づいてきました。その様子を見た子どもは、「ショコラもだ!」と言いました。すると、ショコラが蛇口の前で立ち止まり、ゴクゴクと水を飲み始めました。子どもは、その姿を見て「ショコラすごい!」「ショコラ、人みたい!」「のどかわいてたんだね」と話しました。

おさんぽの後、教室に戻ると子どもは、「ミミとショコラ、水が好きなんじゃない?」「ミミとショコラが入れるプールをつくりたいね」「暑い日のおさんぽは、また水が飲めるように(ビオトープの蛇口へ)連れて行ってあげよう」と話しました。

子どもは、その日の作文シートに次のことを書きました。

「きょう、ミミとショコラがみずあびをしたよ。これからプールはつくらないほうがいいとおもうよ。りゆうは、ミミのかわいいもふもふがなくなる。あと、おうちがせまくなると、ミミとショコラのようすがみれなくなるし、もしおぼれたらたすけれなくて、ミミとショコラがたいへんだよ。あと、きょうみつけたことがあって、みずをあびたら、おしりをふっていたよ。しっぽをふるときがわかったよ、おしりをぎゅっとするとなるよ」

「これから、プールをつくったほうがいいとおもいます。りゆうは、とてもあつくてアルパカさんがくたくたになっちゃうよりも、プールできもちよくなってほしいからいいとおもいます。けど、つくらないほうがいいりゆうもあります。アルパカさんがプールにどうやってはいるかわからないからです。けど、みんなできょうりょくすれば、プールにはいる、いいさかがつくれるとおもいます。やっぱりつくったほうがいいとおもいます。だって、きょうとってもいっぱおみずをあびていたからです。けど、つくるのがとってもたいへんそうです。だってみずとかどうやっってもくればいいのかな。あとそんなにふかいプールじゃないほうがいいとおもいます」