畑に野菜の苗を植える
子どもは、自分と仲間で共に過ごす西野谷の家に野菜の苗を植えました。植えたのは、教室での話合いで子どもが植えたいと話していたトマト、キュウリ、トウモロコシ、スイカ、サツマイモなどです。子どもは、苗の根や葉っぱを傷つけないように気を付けながら、丁寧に苗を植えていきました。また、山から流れてきている用水の水を汲んで、苗にたっぷりと水をあげたり、雨が降ったときに苗が水につかってしまわないよう、水路をつくったりしました。
小部屋の土板を直すことについて、さらに詳しく話を聞きたいと願う子どもは、リノベスタハセガワの関谷さんに来てもらい。再び古民家で話を聞きました。古い土板であっても耐久性に問題はないこと、ただし傷みが激しい箇所については新しい土板に交換する必要があることなどを聞きました。古い土板を生かして使いたいと考えていた子どもは、関谷さんの話を聞きながら、安堵の表情をうかべたり、うなずいたりしていました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「今日は、古民家へ行って畑に野菜を植えたり、リノベスタハセガワさんにもう一度話を聞いたりしました。まずは、畑で野菜を植えます。今日は、長ぐつを持ってきたのでじゅんびばっちりです。植えた野菜は、サトイモ、サツマイモ、トマト、キュウリ、ナス、シソ、スイカ、エダマメなどです。その野菜を植えるために、もっとじゅんびをして植え始めました。ぬかるんでいる所があったりして、たいへんでした。でも、それだからこそがんばって育ってほしいと思います。(中略)最後に、リノベスタハセガワさんに話を聞きました。そして、あの古い土板を使っていいか聞きました。チェックポイントがあるそうです。①くさっていないか②白アリに食べられていないか③枝の根(節)がついているか④寸法が合っているかの4つです。今度、測ったりしてみたいです」