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学級の活動

実践音楽科「ドンカカップス」

4年1組 実践教科活動 2025/05/19

実践音楽科「ドンカカップス」の活動で、子どもは紙コップを床に打ちつける音や手拍子などを組み合わせて、カップスを基にした音楽表現をつくりました。

紙コップを手にした子どもは、コップの底を勢いよく指ではじき、「こうすると『コンッ』って高くていい音がするよ」と話しました。紙コップの底や口を床に打ちつけると音の高さが変わることにも気付き、紙コップで様々な音をつくりました。そして、手拍子や床をたたく音も組み合わせながら、8拍のリズムを表現していきました。さらに自分でつくったリズムや動きを組み合わせて、いくつかの8拍のドンカカップスのリズムをつくっていきました。


つくった表現を基に、「ライラック」の曲を聴きながら、仲間と共にドンカカップスの表現へとつくり変えていきました。子どもは「曲が速くて合わない」「途中で、○○くんとずれちゃう」と話し、速さを変えたり、仲間との表現をつくり変えたりしました。そのような中で、「ぼくは、紙コップでこうやるね」と話し、拍打ちを始める子どもがいました。その日の振り返りで一緒に音楽をつくっている仲間は「少しずつできてきました。○○くんがリズムをうつ役になりました」と書きました。
曲に合わせたり、動きを合わせたりすることによさを感じつつも、そのように表現することに難しさを感じている子どもがいる中で、教師は「『ドンカカップス』は合っていたほうがいいですか」と問いました。子どもは、「チームの全員が合っていたほうがいい。リズムをみんなで合わせたい」「違うリズムがあってもいいけど、拍は合っていたほうがいい。同じリズムだと退屈だから」と話しました。また、子どもは合わせるために「(音楽や仲間の動きに合わせるために)拍をとる人がいる」「(つられないようにするために)自分の紙コップを見てやっている」「同じリズムをしている人を見ながらやっている」と話しました。その後、音楽を聴きながら仲間とドンかカップスの表現をつくり、つくり変えていきました。


子どもは、ドンカカップスの活動を次のように振り返りました。
「紙コップのどこを叩くかによって変わるけど、叩く強さによって音は何種類にもなります。いい音を出すには紙コップの叩くところに合わせた強さでやるととてもいい音が出ます。私はそこを叩くときは強く叩くのと弱く叩くのを両方使っています。仲間と目を合わせながら自分と相手の紙コップを見ながらやりました。そうすると仲間とそろっていろいろな音が聞こえてくる感じがします。なのでやるのは少し難しいですが、それが成功するととってもいい音が出ます。なのでこれからも今度やるとしたらそうやってやります」