同じ無人駅なのに全然ちがう
「他の無人駅へ行きたい」「他の無人駅と谷浜駅を比べたい」と話す子どもがいました。
そこで、今回は今までとは反対方向の妙高はねうまラインの電車に乗って、北新井駅へ行きました。
駅に着くとすぐに、駅舎が小さいことに気付いた子どもは「谷浜駅って大きい方なんだ」「何でこんなに小さいんだろう」と話しました。
駅舎の中に入ると、切符を売る機械がありました。
子どもは、「切符の機械があるってことは、いっぱいお客さんが来る証拠だね」「谷浜駅は、確か切符買えないよね」などと話ながら、谷浜駅との違いを見つけていきました。
駅の周りを散策している子どもは、ホームに花壇があることに気付きました。
「谷浜駅にはなかったね」「ちゃんと花が咲いてるってことはお世話してる人がいる」「管理人がいるのかな」と仲間と話しながら、考えました。
すると、駅のホームに電車が到着しました。
電車から降りてくるお客さんがいることに驚いた子どもは、「無人駅なのに人が降りてきた」「谷浜駅では電車が来てもいつも降りないのに」と話し、お客さんに声をかけたり、電車から降りてくるお客さんや乗るお客さんの人数を数えたりしながら、気付いたことをノートに書いていきました。
子どもは、この日の作文シートに次のように書きました。
「今日は、北新井に行きました。とても、谷浜駅と大ちがいでした。それは、広さが小さかったです。人がいっぱい来るのに、広さがなぜ小さいのかなと思いました。そして、1番ビックリしたことがあります。それは、お花がきれいに水やりしてあるのに、トイレは少しきたないのが、ふしぎでビックリしちゃいました。きっぷ売り場もあったしキレイだったので、むじん駅じゃないような駅でした。感じたこともありました。それは、明るい感じでした。なぜかというと人がいっぱい来て、楽しめる駅かなと思いました。そして、自転車もいっぱいあって、人気の駅かなと思いました」
「北新井駅へ行きました。谷はま駅よりきれいだと思いました。あと谷はま駅より人がきているからかわからないけど、ふんいきがぜんぜんちがかったよ。なんか谷はまより元気っぽいふんいきだったよ。あと谷はまにはたぶんないけど、きっぷうりばがあったよ。あと谷はまとちがって近くにお店や家があったから人がきているんだと思ったよ。それと1回の電車で5人くらいおりてきて、谷はまとのさをかんじました。つぎのよりびとステーションでは、谷はまをそうじしたいよ」