タンポポの花の部分が黄色だから、黄色になるのかな
子どもは、以前に染と織の高嶋さんと一緒にハスの葉を使った草木染めを行いました。
その後、もっと違う種類の草花を使って草木染めをしたいと願う子どもが出てきました。
子どもは、どのような草花を使えばよいか調べたり、仲間と相談したりしながら、タンポポの花で草木染めを行うことを考えました。
子どもは、学校のグラウンドや原っぱに出かけ、タンポポの花を取ってきました。
下校後におうちの方とたくさんのタンポポを取ってきてくれる子どももいました。
鍋の中は、タンポポの花でいっぱいになりました。
子どもは、鍋を火にかけて、タンポポを煮出していきました。
水が沸騰するにつれて少しずつ色が出てきます。
そして、煮出し終わった染め液に、輪ゴムで縛ったハンカチを漬けました。
よく染まるように、トングでハンカチを動かして染めていきました。
染め終わったハンカチを開きながら、「タンポポの花はこんな感じになるんだ」「薄い黄色だね」「かわいいハンカチができた」などと話していました。
子どもは、作文シートに次のように書きました。
「今日は、草木ぞめをしました。楽しかったです。いまの所、〇〇ちゃんと〇〇ちゃんと〇〇ちゃんと〇〇ちゃんと〇〇ちゃんと〇〇ちゃんとわたしです。いっしょにやってくれる人が多くなりました。多くなってうれしいです。今日は、タンポポをにました。ぐつぐつしていました。時間がたったらぐつぐつしていました。どういう色になるか楽しみです。タンポポの花のぶぶんが黄色だから、黄色になるのかなぁーと思いました。緑色の所もあるから、緑色になるのかなぁーと思いました。しぜんからできるのってすごいなぁーと思いました。ぐつぐつに終わったから、ざるをよういしました。もう1つのなべに、かぶせました。ざるの上にタンポポがのって、なべにしるが入ります。色を見てみたら、黄色みたいなちょっと緑色が入っているみたいでした。おもしろい感じだなぁーと思いました。この前もタンポポをぐつぐつにました。その時のしると色がちがいました。ビックリしました。どうしてかなぁーと思いました。」