枯れ葉のお風呂に入ろうね
11月11日、やぎさんのご飯箱の1つが割れていることが分かりました。子どもは、このままご飯を食べていると、割れている部分でやぎさんが怪我をしてしまうことを心配し、木材でご飯箱を作ろうと考えました。
ご飯箱を作っていると、これまでのご飯箱よりもサイズが大きくなり、それを見ていた子どもは「なんかお風呂みたい」と言いました。そして、「ちょっと入ってみようか」と言うと、スポッと入ってみました。さらに、「もっと大きい方がやぎさんも入れていいと思うな」と、どんどん思いが膨らんできました。
翌日、お風呂づくりをしたいと思った子どもは、木材をつなぎ合わせて昨日のご飯箱よりも大きいものをつくりました。
まだ完成してない中で、一回お風呂にしてみたいとブルーシートをひろげて、集めてあった枯れ葉を敷き詰めてみました。
子どもは、枯れ葉を敷き詰めたお風呂に入りながら、「やぎさんも入ってくれるかな?」「やぎさんは葉っぱを全部食べちゃうかもね」など言いながら、完成させるのを楽しみにしていました。
作文シートには、次のようなことが書かれていました。
「きょうは、やぎさんのふろをせんせいと○○ちゃんと、○○くんたちといっしょに、やぎさんのおふろをつくりました。きのうはえさばこをつくってきのうのえさばこも、プールか、おふろをつくってたのしかったから、やぎさんとの、おわかれのときにもいれてあげたいし、11がつの27、28、29の3っかもいれてあげたいです。きょうのやぎさんのようすはぜんいんげんきだったけどミルクは、すすんでくれませんでした。」
「今日、レタスでサラダをつくりました。ふりかけに、つるくさと、おちばで、つくりました。ミルクティーが、たべてくれました。さいしょ、ミルクティーのリードをもって、ミルクティーが、はやくいってくれて、ミルクティーが、1いでした。ミルクティーも、つかれたけど、わたしも、つかれました。そのつぎ、サラダをつくって、さいご、まえにわにいきました。そしたら、すごくでっかいおふろが、できてました。それで、おちばが、おゆで、とっても、たのしかったです。それなら、やぎさんも、よろこぶんじゃないと、おもいました。でも、やぎさんが、はいっちゃうと、おちばが、たべられて、また、あつめにいかなきゃだから、ちょっと、そこがたいへんです。」