上越市BMX場「意外と行けて調子に乗った」
金谷山公園の麓にBMX場があることを感じていた子どもは、「金谷にある施設だから行ってみたい」「やってみたい人たちで行ってみよう」と話しました。上越市BMX場は普段は週末に開放されていますが、この日は特別に体験をさせていただきました。
午前は、金谷山公園で活動しました。本当の金谷山には9人の子どもが行きました。初挑戦の子どもも牛木さんの話を聞きながら、安全に登山をしました。料理組は、カレーを調理しました。仲間に「今回はカレーを作るので、ごはんやうどんを持ってきてください」と話していました。子どもは「向橋で食べたカレーよりおいしかった。場所が違うと味が変わるのかな」と作文シートに書いていました。かまどで焼き芋作りをする子どももいました。薪を集めて火を起こし、40本の焼き芋を焼きました。また、桜の丘に登り栗やドングリ、植物の実を拾って集め、仲間と交換したりしました。
昼食後、BMXに乗りたいと考えた子どもは、歩いてBMX場に移動しました。市の観光振興課の澁谷さんから、用具やコースのお話を聞き、いよいよ乗車です。
上り坂で足をついたり、下り坂でスピードがついたりしました。転ぶこともありましたが、だんだんと慣れてきました。何度も走り上達してくると、腰を浮かして乗れるようになりました。仲間と競争したり、最後まで足をつかずに走ったりする子どももいました。子どもは、「あと何分乗れるの?」「楽しすぎる!」「フワッとなって気持ちいい」「暑すぎて水筒の水がなくなっちゃった」「世界の大会も開かれるんだって!」など話しながら、金谷にあるBMX場を楽しみました。
子どもは作文シートに次のように書いていました。
「昼食を終えてBMXに行きました。それでBMX場を見たしゅんかんにこれ無理でしょとしか思えませんでした。でもまあせっかく来たんだしやってみる事にしました。それでまずは走るじゅんびから始めました。ひざあて、ひじあて、ヘルメットを身につけました。そしていよいよ走ったら意外と行けちゃって調子に乗りました。そして一番上から走ったら凹凸道で少しジャンプして足がペダルからすべってこけました。うまくなったころがあぶないという事はこういう事なんだなーと思いました。でもなれてきてからがとても楽しかったです。今回の金谷アドベンチュもアドベンチュだったと思います。」
「そして、BMX場にとう着したので、コースを見てみましたが、見た時は完全にムリゲーだと思いました。でもいざやってみるとけっこうスピードが出て楽しかったです。その後、金谷の水道を見つけたり、仲間とぶつかってケガしたりいろいろありましたが、BMXをまんきつすることができたので、こんど来てみたいと思いました。でも、今すごいきん肉つうになっています。でも楽しかったのでまたいつか行ってみたいです。」
「第十一回金谷へお出かけがありました。今回午前は本当の金谷山へ行きました。隊長が〇〇ちゃんで、副会長が私でした。今回行くのは三回目で、私と〇〇ちゃんが行くのは、はじめてでした。それに、一、二回目とはちがう事がありました。メンバーが九人いて、女子が八人、男子が一人だったのです。一、二回目は男子の方が多く、大変そうでしたが、ほぼ女子の今回は、おわった時『おつかれぇ』ってやっていた時に、牛木さんが『いままでで一番いいチームだった』と言ってくれていました。なんだかそれを聞くとほこらしくなりました。(中略)ちょう上には、なんか石がありました。そこのとがっている所にのり、写真をとりました。でも、まわりが木で、ちょう上感がありませんでした。下っていく時、急な坂があったので、牛木さんがなわをつけてくれました。『さすが牛木さん』と思いました。」