家がおようふくをきたみたい
雨の影響で、2軒目の家の壁や3軒目の家の屋根にカビが生えてしまいました。
なんとかしたいと思った子どもは、壁や屋根に、ペンキやしっくいを塗ることにしました。
子どもは「しっくいは雨に強いんだよ」「屋根にたくさん塗れば、雨漏りしないね」と話しながら塗っていきました。
2軒目の家の壁がしっくいでカラフルになっていくと、それを見た子どもが「家がお洋服きてるみたい」と話しました。
それを聞いた仲間も「2軒目はよろこんでるね」「もっときれいにぬってあげよう」と家の気持ちを考えながら、進めていきました。
壁にしっくいをぬっている仲間を見て、「1軒目のキッチンのテーブルにもしっくいを塗りたいな」と話す子どもがいました。
子どもは「キッチンにも塗ってもいいかな」と、近くにいる仲間の意見を聞き、さっそくテーブルにしっくいを塗っていきました。
子どもは、作文シートに次のように書きました。
「きょう、しっくいをぬる人が、ふえて、うれしかったよ。さいしょ、コテを○○ちゃんと○○ちゃんでとりにいったよ。水色をさいしょにぬったよ。(中略)家に色をぬったから、家が、おようふくをきたみたいで、家は、うれしいとおもったよ。3けん目の人が、くろかびのところにぬってくれってたのまれたから、明日やろうかなってまよっているよ」
「今日、2けん目のかびとりをしました。まず、しっくいを2けん目にぬりました。ぬっているときに、○○ちゃんが『ふゆになったら、あたたかそうだね。』と言っていたよ。○○は『しろがあると、あついときは、つめたくてきもちよさそうだね。』と言っていました」
「きょう、1けん目のテーブルにしっくいぺんきをぬって、きれいにしたよ。けっこう、むずかしかったよ。でも、けっこう、うまくなったよ。とてもうれしかったよ。だいこんもけっこう大きくなってきて、たべたいな。」