「るんるんばし」ができたよ
るんるんゆうえんちに新しい遊び場をつくりたいと願った子どもは、「ヤギさんは高いところが好きだから、滑り台みたいな高いところをつくりたい」と話しました。
高いところから高いところへ移動できたら面白いそうと思いを膨らませました。そして、その子どもの声を聞いた仲間が「いいねー」と共につくり始めました。
数日かけて自分の身長よりも高い台を完成させると、いよいよ橋を架けました。今までよりも長い板を橋にして固定したら、ヤギさんが渡れるか自分がヤギさんになりきって試し始めました。メェーメェーと鳴きながら、四つん這いで橋を渡っていくと、これまでの遊び場よりもぐらぐら揺れる感じや、木がしなる感じを体で感じながら、「ゆらさないでー」「けっこうぐらぐらするね」などと言って渡っていきました。その様子を見ていた周りの子どもも集まってきて、自分も渡ってみたり、下で支えてみたりして、新しい遊び場を楽しんでいました。
9月24日、つくった遊び場に上りやすいように踏み台を置くと、だいチョコが近づいてきました。だいチョコは踏み台に上がると、勢いよく遊び場に跳び上がりました。そして、子どもと同じように橋を渡り始めました。遊び場にいた子どもも周りの子どもも興奮して、「だいチョコー」と声を上げて喜んでいました。何度も何度も橋を行ったり来たりしているだいチョコの様子を見ながら、チョコやミルクやミルクティーにも遊んでもらいたいなと、さらに思いを膨らませていました。
作文シートには、次のようなことが書かれていました。
「きょうは、じゃんぷだいであそびました。たのしかったです。りゆうは、だいチョコがきゅうにのってきたからたのしかったです。じめんにはえてるくさよりもすきなはっぱをとりにいきました。それではんばーがーやさんをひらきました。リードをもってだいチョコにひきずられました。すごくいたかったです。じゃんぷだいからじぶんがだいチョコにとっしんされました。すごくいたかったけど、たのしかったです。だいチョコがにかいだっそうしました。だいチョコがじゃんぷだいがすきになりました。」
「きょう、いっぽんばしのうえでだいチョコにとっしんされておちそうになったけど、おちませんでした。きょう、だいチョコとチョコとミルクとミルクティーにごはんをいっぱいあげました。だいチョコとチョコとミルクとミルクティーがおいしそうにたべていました。きょう、すべりだいのうえでミルクティーとチョコがずつきあいをしてました。きょうもだいチョコとチョコとミルクとミルクティーがげんきでよかったです。」