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学級の活動

ついに、稲刈りの日

5年1組 創造活動 2024/09/23

9月17日、春に田植えをした稲を刈る日になりました。
筒方までの道で、稲が倒れている田んぼを見つけた子どもは、「自分たちの田んぼは大丈夫かな」と心配していました。
筒方へ着くと、一緒に活動している関原さんから、背が高くなる種類の稲であること、倒れ方で風向きがわかること、その風向きではざがけの向きを決めることなどをお聞きしました。実際に稲刈りが始まると、稲の持ち方、切るときの鎌の使い方、切った後の稲の置き方を教えてもらいました。子どもは「鎌を使うのがドキドキする」「ザクッて切れた。気持ちいい」と話していました。
 
半分ぐらい刈り終わったところで、関原さんから稲が残っていることや落とした稲を踏んでいる子どもがいること、落ちているものも食べものであることを考えて大切に稲刈りをしてほしいと話されました。その後、落ちて泥がついた稲を水路で洗い、きれいな稲に戻していきました。

刈られた稲の山がたくさんできた頃、稲を束ねる束ね方を教えてもらいました。いくつかの稲の束をわらで縛っていきます。乾燥するとわらが緩み、お米が落ちてくることを教えてもらい、子どもはできるだけ固くしばるようにしました。一人では難しさがあった子どもは、仲間と共に活動していました。

午後ははざがけの作業をしました。束を6:4に分けてかけていきます。穂が土についたままになると発芽してしまうため、つかないように干していきます。子どもは、「たくさんある」「まだこっちにあるから手伝って~」と仲間に呼びかけながら稲の束を掛けていきました。
稲刈り、束ねる作業、はざがけと1日掛けて作業が終わりました。子どもは、「疲れたし、大変だったけど、楽しかった」「やりがいがあった」「早く食べたい」と話していました。

子どもは、活動を終えて作文シートに、以下のように書きました。
「私は稲刈りが初めてなのでとてもドキドキしました。田んぼに行ったら稲が風でたおれていて、その風の向きから刈っていきました。もみは、黄色く色づいていて、大きくふくらんでいました。かまでかると「ズバッ」と刈れて気持ちよかったです。刈っていてとてもこしがいたかったです。(中略)おいしい米になるといいです。みんなでおいしく食べたいです。」

「今日筒方に稲刈りをしにきました。前はぜんぜん稲がのびていなくてひさしぶりでとても楽しみでした。田んぼに行ってみるととっても稲が大きく育っていてびっくりしました。さっそく稲刈りがはじまりました。切ろうとすると、とてもかたくて力がいりました。少しどろがぬれていてころびそうになりました。自分が切る番が終わると落ちている稲をひろっていました。まだ半分しか稲を切っていないのに、もう山ができていました。こんなに稲があれば何合ご飯が食べれるかなと思って少しおなかがすきました。そのあと稲を結ぶ作業に入りました。むすぶのがとてもたいへんだけど関原さんはとてもなれていてすごいなと思いました。そのあとお昼ごはんを食べて次の作業に入りました。ここでは稲をほす作業でした。稲のたばを6対4にするのがすごくむずかしかったです。そしてほぼ丸一日かけて作業が終わりました。このごはんはみんなの思いが入っている特別なごはんだなと思いました。」