お米をみんなで炊くと楽しい気分になる
子どもは、これまでつくってきたかまどを使ってご飯を炊きたいという思いをもちました。
そこで、飯ごうや土鍋でご飯を炊くことにしました。
原っぱに落ちている杉っ葉や木の枝などを集めて火を付けていきます。
そして、火吹き棒で風を送りながら火を育てていきました。
しばらくすると、飯ごうや土鍋から湯気が出てきました。
子どもは、勢いよく湯気が出てくることに驚き、ご飯が炊けるのを今か今かと待っていました。
子どもは、飯ごうや土鍋の蓋を慎重に開けていました。
「せーので、開けるからね」
「わぁー、お米がきらきらしてる」
「ふっくらして炊けてる感じ」
「もう食べられそう」
「早く食べようよ」
子どもは、ご飯をお皿に盛ったり、おにぎりをつくったりして味わいました。
「おいしい!ご飯最高」
「やっぱり自分でつくったご飯はおいしいね」
「○○ちゃんにもおにぎりつくってあげるね」
「おにぎり何個でも食べられる」
子どもは、作文シートに次のように書きました。
「きょう、どどっど村でごはんをたきました。おいしかったです。いろいろなおこめがはいってておいしかったです。みんな笑顔になっていました。○○先生と○○ちゃんにあげて、にっこりしてました。きょうのひるやすみにまたたきたいです。こげたところをとって、それにしおをふってたべたらおいしかったです。あとおもったところは、みんなでつくったごはんをたべたら甘かったり、にがかったりいろんなあじがあっておいしかったです。あと、おこめをみんなでたくとたのしいきぶんになります。みんなでたくおこめって笑顔があったり、いろんなことがあってたのしいです。あと、みんなのおこめって、みんなのてのあじがしておいしいとおもいます。あと、やきおにぎりをしたいです。土かまどをつくったのはごはんをたいて、みんなに笑顔になってほしいからです。」
「きょう、おにぎりをつくったよ。とってもおいしかったよ。先生にもえがおになってもらいたいからわりばししょうたいじょうをくばったよ。そして、わたしはおにぎりにしおをかけたよ。はじめはかけすぎてしょっぱかったけれど、ずっとやってたらちょうどよくなったよ。だからとってもおいしかったんだよ。わたしは、どなべよりはんごうのほうがおいしかったよ。わたしはいろんなかまどがあってうれしかったです。けれど、あつくてたいへんでした。またやりたいな。おこめ大すき。わたしはにいがたはおこめがゆうめいだから、よりおいしくかんじました。おこめでせかいじゅうがえがおになーれ。」