学級の活動

４月１９日実践国語科「私の中のトットちゃん」

実践国語科「私の中のトットちゃん」を始めました。

その活動名を聞いた子どもは「トットちゃんて、あの『窓ぎわのトットちゃん』の？」「映画を観ようと思ったけど、結局まだ観てない」「えっ、本を読んでいくの？」などと話しました。
黒柳徹子著『窓ぎわのトットちゃん 新組版』（講談社、2015年）を受け取り、冒頭の２つのエピソードを読みました。


そして、そこまでで感じたことや考えたことを仲間と話しました。

子どもは
「スパイになるって言っていたのに切符屋さんになると言って、気が変わるのが早い」
「気が変わるが早いのは、１年生らしい思考だと思った」
「ちょっと授業の進行が遅れるくらいなんだから、先生や学校は退学にするまででもない」
「トットちゃんがしていることは、他の仲間やその親にも迷惑になっているのではないか」
「でも、トットちゃんは、家にないものが学校にあって、興奮しているだけで、慣れれば大丈夫だと思う」
「当時の価値観なら、退学も仕方ないんじゃないかと思う」
などと話していきました。

ノートには
「トットちゃんは周りが見えていない子なんだなと思った。でも、トットちゃんみたいになれたら、毎日が楽しいんだろうなと思った」
「『窓ぎわのトットちゃん』を読み始めてみて、ふしぎな子だなと思いました。すごく自由な子で、ようちえんの時の私とにていると思って、なんかトットちゃんの気持ちがなんとなくわかる気がします。変わっているけれど、本当はいい子なんだと思います」
と書いていました。