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学級の活動

今度はテントをリベンジしたい

4年2組 創造活動 2024/04/27

「金谷アドベンチュ」で、2回目の金谷での活動に出かけました。天気予報で雨マークが出ていたことから、子どもは、てるてる坊主をつくって窓にぶら下げ、晴れになることを祈ってきました。この日は、雨よりも風が強い日になりました。

金谷山公園に着くと、まず、牛木さんの案内する「山コース」と、森田さんの案内する「森コース」に分かれて、散策をしました。牛木さんはカタクリの花を教えてくれたり、今歩いている道がかつてのスキーコースであったことを話してくれました。森田さんは、水路にホタルの幼虫の餌となるカワニナが生息していることや、イノシシが水路を荒らすのを防ぐためにイノシシが嫌いなにおいを発するペットボトルを仕掛けていることを話してくれました。子どもは、ペットボトルに鼻を近づけ、「うっ」と声をあげました。途中に湧き水を見つけると森田さんに「飲めますか?」と尋ねながら、一口飲んでみて「おいしい!」と笑顔になりました。森の中は、風の影響が少なく、山道のアップダウンに一喜一憂しながら、金谷の自然を感じました。

3kmほどの散策路を周回し、芝生広場に戻ってくると、子どもは計画や準備をしていた活動に取り組みました。洞窟があるという情報を得ていたことから実際に探検に行ったり、みそ汁をつくりたいと準備してきた子どもは、風よけになりそうな炊事場にガスコンロを持ち込んで調理をし、仲間に振舞ったりしました。また、前回に目をつけていた木の枝を使ってテントを立てたいと考えていた子どもは、のこぎりで枝を切り落とし、3本の柱をつくりました。ロープで先端を結び付け、テントの骨組みができました。しかし、シートをかぶせようとすると風が吹き、思うようになりませんでした。それでも、テントを張ってその中でお弁当を食べたいと願い、仲間と共にやり遂げました。

子どもは作文シートに次のように書いていました。

「今日は、第2回目の金谷アドベンチュがありました。今日の天気は、あいにくの強風でした…。(中略)前はんがおわった後はん、私たちは、月曜日からじゅんびしてきたテント作りにとりかかりました。計画ではまず、木をよういするというのがステップ1だったので、私たちは木を見つけることにしました。だいたい、どこの木をつかうのかめどはたっていました。一回目の時、私と〇〇ちゃんと〇〇ちゃんでいっしょにおべんとうをたべた時、近くの所に桜の木がおれているところがあったので、そこにあった木をつかうことにしました。つごうよく、たおれていた木がなん本かあったので、それをつかうことにしました。金谷山のかんり人さんにもそのじじょうをはなし、『いいですよ。』といわれました。さいしょは、五本の柱のテントをつくるはずでしたが、木を切るのも大へんで、ふつうの三角のテントを作ることにしました。そのやり方はいがいとかんたんでした。長さをそろえた木を地面にならべ、ひもをよういし、上のほうをまとめて結びます。なんじゅうにもします。そして、りったいにします。するとだんだんテントっぽくなってきました。(中略)とってもむずかしかったけど、とても楽しかったです。こんどは、テントをリベンジしたいです。」