実践音楽科「ハーモニカマスター」
実践音楽科「ハーモニカマスター」の活動で、子どもは自分のハーモニカと出あいました。ハーモニカを手にした子どもは、ハーモニカを様々な角度から見たり、息を吹き込んだりして、どのように演奏する楽器なのかを調べていきました。息を吹き込むだけでなく、吸っても音が出ることを見つけると、「ドレミファソ・・・」と音階を奏で始めました。その日の振り返りで子どもは次のようなことをロイロノートに書きました。
「初めてハーモニカを吹いてみて、どんな吹き方をしても和音のきれいな音が出ました。とても楽しかったです。わくわくしました。発見したことは、息を吸うときと吹くときで同じ場所でも音が変わることです。あと、吹き方によって和音か単音か変わりました。少しきらきら星が吹けた気がしました。あと、単音も吹けました。」
「その音だけを吹こうとしたときに違うところも一緒に吹いちゃって、違う音が混じってとても難しかったです。」
「今日は初めてハーモニカを吹きました。ドレミの位置とかも違うし、吸うこととか吹くことがちゃんと分けられていてびっくりしました。今日は歌を吹くよりもドレミを吹けるように頑張りました。けっこう吹けて良かったです。」

子どもは、もっといろいろな曲に挑戦したい、思い描く音を出したいと思いや願いを湧き上がらせました。一方で、高い音を出そうとすると、音がかすれたり、息が漏れる音だけが聞こえたりし、難しさも感じました。仲間に吹き方のコツを聞いたり、自分で調べたりしながらよりよい吹き方を見つけ、できることを増やしていきました。複数の音を出すことができるようになると、「きらきら星」や「メリーさんの羊」などの曲を演奏するようになりました。子どもは「指をたくさん動かさなくていいからリコーダーより簡単」と、これまでかかわってきた楽器との演奏の違いを比べて話したり、「こんな音も出せるようになった」と和音を奏でたりしていきました。また、次のようなことをロイロノートに書きました。
「わかったことは、吸う音は吹く音よりも音が小さかったです。やっぱり一つの音を出すことは難しかったです。今度は曲が吹けるようになりたいです。」
「今日、私は1音1音確実に出す練習をしました。しっかりと慎重に吹けばうまく出るのですが、ラの音だけがなぜかうまく出なかったです。きちんときれいに吹けるようにしていきたいです。」
子どもは、繰り返し、ハーモニカに触れることで、演奏できる曲が増えたり、仲間と合奏したりして、ハーモニカを使った表現をつくり変えています。












