らんまん農えんがかいめつじょうたい
雨降りが多くなり、らんまん農えんの中に水たまりが多くなっていました。特に、出入り口にしていたアサガオトンネルのところは、水が流れてきたり、大きな水たまりになったりしていました。
水たまりをなくしたい子どもは、「今日も整地をする」と言って、らんまん農えんの中で山になっている部分を見つけてはそこの土を削って水たまりがあるところを埋めていました。毎日、整地をし続けてきた子どもは、「ほぼ完成」と水たまりになっていたところを平らにできたと感じていていました。
11月18日、前日までの晴天が一転して激しい雨となりました。らんまん農えんに行ってみると、激しい雨によって、アサガオトンネルのところから滝のように水が流れていました。整地できていたと思った場所にも水たまりができ、らんまん農えんの至る所に水たまりができていました。
子どもは、「らんまん農えんが壊滅状態だ」と慌てました。そして、自分の畑の周りの水を掻き出したり、水の流れる道を作って流したり、土を入れて穴を埋めたりしながら、何とかしようと試行錯誤を始めました。一方で、流れる道を作るとそこに水がたまったり、土を削ってくるとそこが新しい水たまりになったりするなど、困ることも起きました。仲間と話しながら、よりよい状態につくり変えていています。
作文シートには、次のようなことが書かれていました。
「今日は、大雨で、畑の穴が水たまりになっていたので、ながそうとおもって、ながせるつうろをつくりました。でも、大雨でもやねがあったので、おやさいさんはぶじでした。よかったです。」
「今日は、きのうのつづきをやろうとしたら、きのうたいらにしてうめたのに、水がたきのようにながれてて、ドロ水がめっちゃくっちゃたまっていました。で、自分のはたけを見てみたら、まえより水がたまっていて、プランターをどかしたら、〇〇ちゃんと〇〇くんのはたけで、水たまりのところと水たまりのところをつながて、そこからながそうと言うさくせんになりました。さくせんで、やってみたら、せいこうしました。せいこうしてうれしかったです。」
