自分のお気に入りの石が見つかった~親不知ピアパークで石探し~
手づくりマーケットの活動で子どもがつくっているものの1つに、石ころアートがあります。
ある子どもが、休日のイベントに参加して石ころアートの八木さんとかかわった体験が基になっています。
子どもがその話を学級の仲間にすると、自分たちも海岸に行って石を拾いたい、八木さんと石ころアートをしたいという思いが出てきました。
そこで、5月29日に糸魚川市の道の駅「親不知ピアパーク」を訪れ、石を探して拾う活動を行いました。
活動では、石のガイドの古見さん、石ころアートの八木さんとかかわりました。
まずは、石のガイドの古見さんから、「親不知ピアパーク」の海岸に落ちている石の種類などについて教えてもらいました。
子どもは、海岸に様々な種類の石が落ちていることを知り、特にヒスイの石の特徴に興味をもっていました。
さらに、石ころアートの八木さんから、石ころアートに使いやすい石について教えてもらいました。
子どもは、古見さん、八木さんのお話を聞いてから、海岸に行って石を探しました。
海岸に落ちている石は、大きさ、色、形、模様などが様々です。
石をさわりながら、「すべすべしていて気持ちがいいね」「この模様がトカゲに見える」「丸くて平らな石が欲しいな」「これはヒスイっぽいけどどうかな」などと話をしていました。
子どもは、古見さんに石の種類を鑑定してもらいながら石探しを続けました。
そして、自分の気に入った石を見つけると袋に入れていきました。
残念ながらヒスイを見つけることはできませんでしたが、石ころアートに使えそうな石をたくさん集めることができました。
子どもは、作文シートに次のように書きました。
「親不知ピアパークに行きました。今日、親不知ピアパークに行ったのは石ころアートの石をとるためと、八木さんといっしょに石ころアートをするためです。古見さんは何の石か言ってくれて、八木さんは石ころアートでどんな石を使ったりしてるか教えてくれました。八木さんの石ころアートの作品はすごかったです。すごかったところは絵が上手だったことと、もともとあったもように合わせて絵をかいているところです。古見さんは、いろんな石やヒスイの話をしてくれて、すごかったです。親不知ピアパークで1番さいしょは、石ころアートの石さがしをしました。いろんな石があったのでどの石をひろうかまよいました。わたしはマーブルなもようの石が多かったのでそれをひろいました。八木さんは丸くてひょう面がたいらな白い石がオススメと言っていました。わたしはそんな石が見つけられたのでよかったです。白い石いがいで見つけたのは、黒い石やマーブルなもようになっている石くらいです。どれもたいらなのでよかったです。わたしが見つけた石で、古見さんに見てもらった石は、りゅうもん岩と、チャートと、けっしょうへんがんくらいだと思います。石ころアートに使う石はたくさんとれてよかったです。たくさんひろったらヒスイさがしも少ししながら石ころアートに使える石をさがしました。ヒスイは見つけられなかったです。でもいろんな石があっておもしろかったです。」
「親不知ピアパークに行きました。とっても楽しかったです。理由は、石ひろいをあまりしたことがなかったからです。わたしは、バスでいっぱいねたのでなぜか元気が出てがんばりました。ひすいは見つかりませんでした。けれど自分のおきにいりの石が見つかったのでとってもうれしかったです。わたしは、まっ黒でとても小さい石です。わたしはその石が生きていてペットのようにもかんじました。わたしは、黒い石がすごくすべすべしていたのできれいだなとおもいました。わたしは、なんだか白い石を見つけましたがひすいではなかったのでざんねんでした。けれどじぶんの中では宝石なのでだいじにしまいました。わたしは、いっぱいの石を見つけられたので、『やったー』と言いました。わたしは、あまり大きな石はひろっていません。小さくきれいな石をいっぱいひろいました。かいがらも見つけられましたが1まいしか見つけられませんでした。またひろいたいな。」