お客さんの顔は、にこにこしていた~3年1組へのオープン~
これまでの手づくりマーケットの活動で、子どもは様々なつくり手とかかわったり、つくったものを仲間に渡したりする中で、自分たちだけでなく色々な人にお店を出したいという思いが出てきました。
そこで、話合いを行い、まずは校内でお店を開き、隣の学級や他の学年の仲間に来てもらうことになりました。
最初にお店に来てもらうのは、隣の学級の3年1組です。
子どもは、これまでの活動を思い出しながら、水中生物プラバン屋、生き物かんバッジ屋、ころころ石ころ屋、いろいろ草木ぞめ、カラフルかんバッジ屋、いっぱいねんど屋、木のてっぽう屋、楽しいタイダイぞめ屋の8種類のお店を出すことに決めました。
子どもは、仲間と相談しながら売り物をつくったり、看板をつくったりして準備を進めました。
オープン当日は、テーブルに売り物を並べ、それぞれのお店で「頑張るぞー、オー!」のかけ声をしていました。
楽しいタイダイぞめ屋は、ハンカチを輪ゴムで縛ってもらい、用意した染料を使って染め物の体験をしてもらいました。
お客さんによって縛り方や染料が違い、オリジナルのハンカチに仕上げていました。
生き物かんバッジ屋とカラフルかんバッジ屋は、缶バッジのつくり方をお客さんに丁寧に説明していました。
水中生物プラバン屋は、予想以上にたくさんのお客さんが来てくれたことに驚き、お客さんが描いたプラバンを真剣な表情で焼いていました。
子どもは、作文シートに次のように書きました。
「今日の手づくりマーケットではつオープンです。2、3人しか来ないと思っていました。でも合計で20人ほど来たので、『思ったよりお客さんが、めちゃくちゃ多いなー』と思いましたし、〇〇〇〇さんにも言いました。思ったより、お客さんが来てよかったです。でも、思ったより来た人が多いと、じゅんびした物がたりなくて、大へんでした。とくに足りなかったのは、ペンです。3セットしかじゅんびしてなくてたりなかったので、何人に1はこでいいですかと聞いたら、『いいですよ』とえがおで言っていました。だから、『ふー』と安心しました。それで、来たお客さんは、おぼえているのだと、〇〇〇〇さんと、〇〇〇〇さんと、〇〇〇〇さんと、〇〇〇〇さんと、〇〇〇〇さんと、〇〇〇〇さんと、後5人くらいと、じっしゅうせいの先生が来ました。みんな魚をつくるのが多かったです。後、自分たちのそうぞう活動の、いろどり小道をかいていた人もいました。うれしそうでよかったです。今日もとても楽しかったです。」
「ほんばんだ。がんばってきたせいかをはっきする。まず、じゅんびは、つくえ、まとを当てられるかチェック、けい品のさいしゅうチェック、いろいろなチェックをしました。そのあと、ほんばん前のかけごえをぼくが言いました。『がんばるぞー、オー』と。そして、オープンかいし。さいしょは、きんちょう、ふあんがあったが、ここまでやってきたという気もちでかいししました。さいしょは、おきゃくさんが14人ぐらいから、20人、さいごは3年1組の男の子ぜんいんが来てくれました。けい品もなくなり、大はんじょうしました。あっというまに大はんじょうしました。おきゃくさんのかおは、にこにこしていまいました。楽しかったと言っている人もいました。そう思うと、ひらいてよかったと思います。ぼくたちが、こういうことをしているんだよと、1組にかんじられたかなと思います。うれしいというか、たいへんだったというか、まあ楽しかったが1番多いですね。さいしょのおきゃくさんだった3年1組、今日をせっけいしてきたぼく。がんばってくれた3年2組のみんな。ほんとうにありがとう!!」