学級の活動

階段はおもしろい

子どもは実践理科で、かげについて考えました。晴れた日にグラウンドに出て、自分のかげや、ものにできるかげを見ました。そして、仲間と自分のかげをつないでいきました。仲間とつくったかげはとても長くなりました。並ぶことに時間がかかると、「かげがずれた。もうちょっと右に動いて」と子どもが言いました。時間がたつとかげが動くことに気付く瞬間でした。

かげをつないだ後、かげふみ遊びをしました。ルールは簡単で、かげをふんだら鬼交代。それだけです。かげふみ遊びをしていると、階段付近で「階段でかげが短くなった。ちょっときて」と子どもが言いました。「こっちの階段だとかげが短くて、あっちの階段だとかげが長くなる」二人で並んで確かめると、確かにかげの長さが変わっていました。

かげふみ遊びの後、もう一度、同じ場所からかげをつないでいきました。すると、かげの方向や長さが変わっていることに気付きました。子どもは「かげつなぎでかげが動いたのがおもしろかった。太陽が動くからかげも動いたと思う」と言いました。子どもは太陽とかげの関係をとらえ始めています。