〒943-0834 新潟県上越市西城町1-7-1TEL:025-523-3610
〒943-0834 新潟県上越市西城町1-7-1
TEL:025-523-3610
MENU
前のページへ戻る

学級の活動

9月12日 直江津商店街を訪れて

6年1組 創造活動 2024/09/16

様々な商店街の特徴や現状、そこにかかわる人々の思いや取組を知るために他の地域の商店街を訪れています。9月12日は、直江津の商店街を訪れました。

午前中は、直江津駅の方々に駅の歴史ついて話を聞いたり、列車の洗浄、乗車体験などをさせていただきました。その後、直江津商店連合会会長の新井さんから、交通と商店街のかかわりや直江津商店街のことについて話を聞きました。

午後は、班に分かれて直江津商店街を歩きました。子どもは、事前に電話をかけてインタビューの許可をいただいていたお店に訪れました。

活動後、子どもは作文シートに次のことを書いていました。

「新井さんから直江津のことをくわしく聞けてよかったです。駅と商店街は、何も関係がないと思っていましたが、深いかかわりがあってびっくりしました。直江津商店街は、本町と違って、食べ物のお店が少なく、本町にはない旅館や銭湯などが多くてびっくりしました。だいたいの商店街は旅館がないと思うから、こういうところが特徴だと思いました。商店街は、大型の店などができて栄えなくなったと思っていたから、大型のショッピングモールがあることは、新井さんたちにとって嫌な気持ちがあるのかなと思っていたけれど、そんなことはなくて、一緒にまちづくりを進めていこうと考えていて、そう考える新井さんはすごいし、それに賛成する商店街の人たちが優しいなと思いました。新井さんの話はすごく面白かったです。午後には、い~あんばいというおかず屋さんにインタビューに行きました。平成二十二年から始めて今7代目と言っていました。聞いていないことまでたくさん教えてくれてうれしかったです。どこの商店街も人が優しいのが魅力だと思いました。これからどんどん商店街の活動を進めていきたいし、修学旅行の時の商店街もすごく楽しみです。」

「直江津駅では、電車にも乗りました。SLにも乗り、煙がすごかったけど、昔の電車に乗ることや観ることができてよかったです。新井さんから聞いたことは、たくさんあります。前島密さんという人が『鉄道をひかないと』と声を出し、明治時代に鉄道がひかれたそうです。当時は、鉄作りがイギリスやフランスで盛んで、それを直江津の港でおろし、鉄道で運んだそうです。鉄道ができると、『働く人が増える→人が増える→町が活発になる』という流れになったそうです。現在と昔を比べると、店が昔は800軒もあったのに、今では、226軒になってしまったそうです。どんどん少なくなっているそうです。また、面白いと思ったのが、松平忠輝が『上杉家のものが残っている』という理由で直江津に来たのですが、『波の音がうるさい!』と怒り、高田に行くことになったということです。それで、直江津にあった神社、寺、城、宝などを全て持って高田に移り、高田城を建てたそうで、それを聞いてびっくりしました。直江津に神社、寺、城、宝などがあったら直江津の商店街や直江津は、もっとにぎわっていた可能性もあったんじゃないかなと思いました。」

「今回は、鉄道を使って行きました。駅に近くて行きやすい商店街だなと思いました。直江津駅は、新潟県で最初に鉄道が通った場所で、「ゼロキロポイント」というものがある、中心の駅だということを聞き、すごいと思いました。貨物線とか、いろいろな列車が見えました。次に、特別に車庫に行く電車に乗せていただきました。また、電車を洗う場所にも行きました。車庫はとても迫力がありました。特別な体験ができてよかったです。SLは古い感じがして、昔の人はSLで直江津まで行ったのだと思いました。次に、商店連合会会長の新井さんに話をうかがいました。直江津は、物を運ぶために昔鉄道がひかれました。すると、直江津に働く人が増え、直江津の商店街はとても栄えたと言っていました。多かった店は、働く人や泊まる人にむけた銭湯や旅館だったそうです。他にもたくさんの種類の店があったそうです。でも、今はなくなってきていて、昔はあった肉屋や銭湯、映画館はなくなったそうです。また、後継ぎがいないと言っていました。あと、大型ショッピングセンターができて、そっちに行く人が増えたそうです。商店街のお店の人は、店同士で敵対しないで協力し合っているそうです。直江津商店街が、鉄道とともにひろがった商店街と知って、驚きました。鉄道がくらしを支えていると思いました。あと、店がなくなったり、後継ぎがいないところが高田本町商店街と似ていると思いました。大きいショッピングセンターが増えると、昔からある商店街はなくなると思いました。午後から、直江津商店街を歩きました。高田本町商店街と雰囲気が全然ちがいました。なぜかは分かりません。少し住宅街と混ざっている感じがしました。そもそも商店街は、どこからが商店街で、どこまでが商店街なのか、何が商店街なのかと思いました。山川菓子店に行き、インタビューしました。直江津のイメージを聞くと、昔は元気な町だったけど、若い人がいなくなっていると言っていました。最後になんとチーズケーキをいただきました。とてもおいしかったです。お店の人がとても優しくてよかったです。直江津の商店街にはまた行きたいです。商店街と交通のつながりを知れてよかったし、学校でもいろいろな活動をしていきたいです。」