9月10日 10年ビジョンの方々とのミーティング
1学期、子どもは「10年ビジョン」の瀧澤さんと上野さんに出会いました。お二人の高田本町商店街に対する思い、10年ビジョンの方々の取組を聞いた子どもは、「高田本町商店街が今後、どうなっていくとよいのかについて話し合いたい」「10年ビジョンの方々と一緒にイベントをしたり、ものをつくったりして、高田本町商店街のためになることをしたい」と考えました。そこで、２学期の始めに改めて10年ビジョンの方々を教室へお呼びして、高田本町商店街や今後の活動にかかわるミーティングを行うことになりました。
今回のミーティングには、瀧澤さん（bibit)、町田さん(いわしや薬局）、野口さん（設計士）の3人の方々が参加してくださいました。また、意見交換にかかわって、事前に子どもが準備をした主なテーマは、①高田本町商店街のよいところ・課題 ②これから高田本町商店街がどうなるとよいか ③具体的にしていくこと の３つでした。
子どもは作文シートに次のことを書いていました。
「10年ビジョンの方々とミーティングをしました。私たちは、町田さんと話しました。最初は、問題やいいところについて話しました。私は、行きやすいところへ買い物に行ってしまう人が増えてきているから、それで商店街に人が来ないということが問題だと思っています。解決策は、SNSでみんなにひろめたりすればいいんじゃないかと思いました。また、イベントなどをして、人に高田本町商店街のことをひろめたら、商店街で店をやる人も増えるのではないかと思いました。瀧澤さんたちが計画しているマルシェを私たちも一緒でできたらいいなと思いました。それと、商店街にあるものを私たちが代わりに売ることもいいんじゃないかなと思いました。」
「今回、私たちのチームに来てくれたのは、野口さんという方です。野口さんは、いろいろな意見を聞いてくれて、また、野口さんも意見を言ってくれました。私は、お店の前にイスやテーブルがあるといいなと思いました。少しの休憩やお年寄りの方、米久などでコロッケを買ったときなどに食べるところがないと、にぎわうことができないと思いました。私たちは、テーブルやイスを置いてよいか、お店の方に聞くことならできるんじゃないかと思いました。あと、これは私の思ったことだけど、稲田商店街に行った時、屋根の上にお店の名前が書いてあって、すぐ見付けられるからいいなと思いました。だから、『高田本町商店街にもあるといいのかな？』と思っています。」
「ぼくは、改めて高田本町商店街には、いろいろな課題があるなと思いました。ぼくは、人が少なかったり、お店の数が少ないという課題があると考えました。途中で『どんな店があれば、商店街に行きたくなるか』という話題になりました。ぼくは、案内所があれば、初めて来る人でもわかりやすいと思いました。他にも子どもが遊ぶスペースがあれば、いいのではないかという意見もありました。いろいろな意見を交わすことができて、よかったです。小さな意見でも高田本町商店街がよくなってくれたらいいなと思います。また自分たちも高田本町商店街をよくしていきたいです。」
