７月のふれあいデー・ふれあい集会
７月３日に、７月のふれあいデー・ふれあい集会がありました。今回のふれあいデー・ふれあい集会の担当は、２年生でした。
子どもは、「プレイングチームの仲間と楽しいことをしたい」「一緒に思い出をつくりたい」「プレイングチームの仲間と協力したい」という思いをもっていました。そして、仲間と話し合いを重ね、「つなげて がったい」というゲームを考えました。このゲームは、２年生が集めた材料（空き箱、キャップ、カップ）を使って、プレイングチームの仲間と共につくったものをつなげたり、合体したりしながら１つのものをつくっていくゲームです。ゲームを考えていく中で、２年生が集めるものは何がいいのか、何種類がいいのかなど、何度も話し合ったり、実際にやってみたりしました。最終的に３種類の材料に決まると、次の日からすぐに家にある空き箱やキャップ、カップを毎日のように学校へ持ってくる子どもがいました。
子どもは、「チームの仲間と一緒なら、すごいものがつくれそう」「チームの仲間と何かをつくるのは初めてだから、楽しみ」「ちゃんとつくれるか心配」「つくる時間が足りるかな」「協力して思い出ができるといい」「最後までつくって仲間と喜びたい」など、様々な思いをもって当日をむかえました。
７月のふれあいデー・ふれあい集会が始まると、２年生の子どもがチームの仲間に材料を見せながら「つなげて がったい」のルールを説明しました。仲間と共につくるもののジャンルが決まると、チームの仲間と相談したり協力したりしながら、２年生が集めた材料を使って、次々とつくっていきました。
教室に戻ってくると、「チームのみんなに楽しんでもらえた」「協力できた」「タワーがくずれたけど、おもしろかった」と話す子どもがいる一方で、「つなげてがったいになっていなかった」「チームの仲間と協力できなかった」と話す子どももいました。
そこで、教師は「つなげてがったいは、成功しましたか？」と子どもに聞きました。成功したと感じた子どもは、「チームのみんなが笑っていたから成功したよ」「協力してつくれたから成功だよ」「終わりの時間が来てもつくるのをやめない人がいたから、きっと楽しかったんだと思うよ」などと話しました。成功していないと感じた子どもは、「自分のルール説明がうまくいかなかったのかもしれない」「こわれちゃったからしっぱいした」「話を聞いてくれない仲間がいた」「つなげたがったいするまでいかなかった」などと話しました。その後、仲間と協力することについて考えました。「アドバイスし合う」「みんなで一緒に力を合わせる」「心を一つにしてやること」など、今回のプレイングチームゲームから感じた「協力すること」について自分の思いを話しました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「二年生がかんがえた、つなげてがったいは、一年生、三年生、四年生、五年生、六年生みんなが、たのしんでるふれあいデー・ふれあいしゅう会になったと思います。なぜなら、みんな、しんけんで、わらって、やっていたからいいと思いました。でもしゅうだんのときに○○ちゃんが言っていた、きょう力する、ができていなかったと思います。だから、せいこうしていないと思います。でも、たのしかったです。（後略）」
「２年生がかんがえたつなげてがったいは、２年生があつめたざいりょうでどうぶつやのりものをつくったりたのしいゲームです。りゆうは、プレイングチームと、ともに、なかよくつくるゲームだからです。もちろん、１年生から６年生までたのしむゲームでもあります。ぼくがルールせつめいをしたら、プレイングチームのみんながいっせいにぼくのほうを見てくれて、うれしかったです。ぼくたちがつくったのは、町です。かたづけは、『ぼくがやる』って言ったら、６年生もいっしょにやってくれてうれしいです。（中略）ふれあいトークは、つなげてがったいのことをくわしく言ってくれてうれしかったです」
「２年生のかんがえた『つなげてがったい』で、チームのなかまといっしょに町をつくりました。わたしは４年生の○○ちゃんと家をつくろうとしたんだけど、しゃしんをとるときには、もうこわれていて、はこの上にお花をつくってとりました。もう一人の４年生の○○くんは、ひらべったいはこの上にタワーをつくっていました。はんちょうと○○くんは、よくわかんないおしろをつくってわらっていました。（中略）さいごの３ふんくらいで、みちをつくって、つなげたりがったいしたりできてうれしかったです。わたしは、チームの仲間と、きょう力しあえたと思いました。なぜなら、チームのなかまときょう力しあったから、ダイナミックな大きい町ができたんだとわたしは思いました。くずれたって、なかまとつくりなおせばいいってわたしは思いました。くずれたって、たのしければいいなって思いました。チームのなかまがたのしんでくれればいいなと思いました。（中略）今日のふれあいデー・ふれあいしゅう会は、心の中のたからばこにいっしょうしまっておきたいです！」
