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学級の活動

10年ビジョン検討会について知りたい

6年1組 創造活動 2024/07/16

高田本町商店街でのインタビュー活動を繰り返す中で、ヘアーサロンウヱノの上野純平さんと出会った子どもがいました。ヘアーサロンウヱノは、高田本町商店街にある百年老舗の1つです。

子どもは、上野さんから話を聞いていく中で商店街に「10年ビジョン検討会」という会があり、上野さんも所属されていることを知りました。子どもが、上野さんから聞いたことを学級の仲間に話すと、「私も10年ビジョンのことを話している人と会ったよ」「どんな会なのか、話を聞いてみたい」「自分たちも参加できる会なのかな」と子どもは話しました。そこで、10年ビジョン検討会とは、高田本町商店街において、どのような会であるのか、会の所属する人を学校へお招きし、話を聞くことにしました。

6月27日、10年ビジョン検討会のリーダーである瀧澤さんと上野さんが6年1組教室に来てくださいました。子どもは、事前に準備した質問内容を基に、インタビュー形式で話を聞きました。主な質問内容は、「10年ビジョン検討会そのものについて(成り立ち・目的・活動など)」「活動を通して瀧澤さんや上野さんが感じていること」「今の高田本町商店街について思うこと」「商店街や私たちのこれからについて」です。

子どもは、「高田本町商店街に人が集い、人々が交流できるような街にしたい」「この高田本町商店街だからこそできることやものを大切に活動していきたい」といった瀧澤さんや上野さんの高田本町商店街への思いにふれたり、普段、商店街で目にしていた「フラッグ」は、高田本町商店街の独自性をかたちにする取組の1つとして、10年ビジョン検討会の方々によってつくられものであったことを知ったりしました。また、「5月に商店街でお店をやったのですが、イベントとお店のどちらをやっていくとよいですか」「私たちも10年ビジョン検討会に参加できますか」と質問した子どもがいました。上野さんは、「どちらも面白そう。両方やっていいと思います。」と話し、瀧澤さんは「ぜひ、みなさんの柔軟な考えでアイデアを出してもらえるとうれしいです。」と応えてくださいました。

この時間を振り返る子どもの作文シートには、次のようなことが書かれていました。

「瀧澤さんと上野さんからたくさんの話を聞けてよかったです。全部の質問に答えてくれて、どの内容も素敵でいいなと思いました。特に、目標の話の中で『明るく子どもたちが集まる楽しい場所にしたい』と言っていたことがとても素敵だなと思いました。あと、自分や6年1組でやってみたいなと思ったのが、ロゴ作りです。また、マルシェも行ってみたいし、10年ビジョンの会でアイデア出しもしてみたいなと思いました。」

「瀧澤さんと上野さんからお話を聞きました。10年ビジョンの方々がやっている夜マルシェやイルミネーションを僕もやってみたいと思いました。今日の話の中で一番驚いたことは、10年ビジョンの人たちが本町の通り道にたくさんある、旗をデザインしていたことです。さらに、あの三色の色に意味があることを知りました。ピンクは高田の桜、紺は歴史や伝統、黄色は、チャレンジや希望です。今まで、ただのおしゃれカラーだと思っていたので、びっくりです。また、瀧澤さんと上野さんは、若者の力が必要と言っていたので、その期待に応えるようなことをしたいです。なので、一緒にイベントとかをやりたいです。」

「瀧澤さんと上野さんのお話を聞いて、お店の人だけではなく、大学生も10年ビジョン検討会に参加していることを知って、びっくりしました。今後の活動は、夜マルシェはお酒など、大人の人向けっぽいから、もっと子どもが参加しやすくしたいし、雁木が長いことを生かしたイベントをやりたいです。あと、夜マルシェをしたときは、近所の人が多かったようなので、近くの地域だけでなく、県外や市外からも人が来て商店街がもっと盛り上がるようにしたいです。

「10年ビジョンの人たちが、商店街のイルミネーションをやったり、様々なイベントをやったりしていてすごいと思いました。思っていたよりも広い範囲でいろんなことをやっていてすごいと思いました。これから10年ビジョンの人たちのイベントの準備を手伝ったり、一緒に何かを考えたりしていきたいと思いました。あと、できれば、10年ビジョンの会にも出席してみたいと思いました。あと、瀧澤さんや上野さんの話を聞いて、これから出店したりイベントをしたりするうえで、活動のコンセプトを大切にして、受け入れてもらえるようにしていきたいです。」