齊京さんに料理を食べてもらったよ
7月4日、子どもは、あるるん畑で上越の野菜や果物を使った料理をふるまうことを見据え、つくった料理を農家レストラン「おかげさま」の齊京貴子さんに食べてもらいました。
食べていただく前には、「きゅうりのよさの『みずみずしさを感じてほしい』」「ズッキーニの食感を味わってほしい」など、プレゼンをした上で料理を出しました。
子どもは、仲間と試行錯誤を重ねてつくった料理に対し、「3年生がつくったものとは思えないくらいおいしい」「レストランで出てくるような味」などの言葉をもらい、顔をほころばせていました。
全てのチームの料理を食べていただいた後、感想やアドバイスを聞きました。どのチームも、おいしかったとコメントをいただくとともに、見た目、味、食感、野菜・果物そのもののよさを引き出す調理法など、さらに料理をレベルアップさせるための具体的なアドバイスをいただきました。
齊京さんの話の後、自分が気になったことについて質問し、真剣にメモする姿もありました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「私たち、大根チームは、大根餅を出しました。料理は、よいと思いました。その理由は、さいきょうさんに『おいしい』と言ってもらえたし、『トッピングもいろいろあって全部おいしい』と言ってもらえたからです。でも、アドバイスでは、もっと中に具(野菜)を入れた方がいいと言っていたので、次に作るときは、旬の野菜をもっと入れてみます。よりよい料理を作るために、かたくり粉をもっと入れてみます。トッピングもふやしてみます。大根もちが大好きです!」
「今回つくった料理は、よい料理でした。理由は、さい京さんにいっぱいほめてもらったし、トマトの味があまさもあって、すっぱさがあって、ちょうどよい味だったからです。あと、パンを2分やいたら、(トーストが)『パリッ』と音が鳴っていて、おいしそうでした。さい京さんが食べているとき、私も食べたくなりました。さい京さんに食べてもらったのは、『トマトチーズトースト』です。アドバイスは、直すところがなかったです。バランスもよいと思うと言ってくれたし、粉チーズとトマトの味がいいと言われたので、とってもうれしかったです。トマトをつくってくれた久保田さんにも、『おいしいおいしいトマトをつくってくれて、ありがとう』と思いました。バジルソースは、ちょこっとのっけるといいと言われました」
「きのう、齋京さんにプレゼンと料理を出しました。きのうは、甘ずっぱいゼリーパンを作りました。きのう、作った料理は、とてもいいと思っています。なぜかと言うと、ブルーベリーの甘ずっぱさを出せたからです。齋京さんのお話を聞いて分かったことは、名前を変えることと、ゼラチンの溶かし方です。名前は、果物のムースケーキから変えました。ゼラチンの溶かし方は、ゼラチンに水を入れ、10~15分くらいふやかしたら、ちょっとずつチンする、です」