2けん目は三角のやねがいいなあ
すまいるビルドでは、2軒目の家づくりが進んでいます。
子どもは、「1軒目の作り方を思い出そう!」「1軒目とはちょっと違う感じにしたいんだよな」などと話しながら活動をしています。
床ができあがり、柱を数本建て始めたときに「屋根の形、どうする?」と仲間に話す子どもがいました。
すると「1軒目と同じにした方が簡単だよ」「2軒目は三角の屋根がいいな」と屋根の形についての話し合いが始まりました。
子どもは、原っぱにある動物小屋の三角の屋根を観察したり、1軒目の屋根と本に載っている屋根の形を比べたりしました。
「難しそうだけどできると思うんだよな」「ななめの屋根もできたから三角もできると思う」
「木の板を三角に合わせたら雨もりしちゃうかもしれない」「何か木の板の他にいいものないかな」とそれぞれの思いを伝え合いました。
そして、2軒目の家は三角の屋根にすることが決まりました。
屋根の形が決まってすぐに「じゃあ、柱の長さを変えないと!」とつぶやく子どもがいました。
子どもは早速、仲間と共に柱の長さを調節したり、必要な柱の数を考えたりしました。
だんだんできていく三角の屋根の骨組みを見て「漢字の山みたい!」と嬉しそうに話す子どももいました。
子どもは、作文シートに次のように書きました。
「わたしたちは、今日のすまいるビルドでさんかくのやねはどうできているかかんさつしにいきました。さいしょにグラウンドにいってさんかくのやねのいえはたくさんあったから、アイパッドでとることにしました。(中略)どうぶつのこやをさいごに見たら、さんかくのやねにやねをささえる木のぼうが7こついていたよ。わたしはこうしたらいいんじゃないかなとおもいました。すまいるビルドにもどったら、いえの中に入っていえの本を見ました。それもやっぱりとめていたので、やっぱりやねをつなげるには、はめるやつをつかったらいいんじゃないかな。さんかくのやねで2けん目をかんせいさせて、すまいるビルドをふやしてにぎやかにしたいな」