創造活動「おもむく商店街」
6年1組の創造活動は、「おもむく商店街」です。
4月11日、子どもは教師から活動場所に向かうことだけを聞き、校外へ出かけました。
子どもは、歩きながら「きっと公園だよ」「スーパーに向かうよ」「どこに行くのかドキドキする」などと話していました。しばらく歩き、活動場所に到着しました。そこで、教師から高田本町商店街が活動の中心の場であること聞いた子どもは、「一個の店ではなくて商店街全体なんだ」「たくさん店があるからいろいろある予感がするね」などと話していました。
その後、時間と集合場所を決めて、高田本町商店街の中を自由に歩きました。子どもは、高田本町商店街に立ち並ぶ店や置かれている商品をながめたり、店の店員さんやお客さんと話したりしました。
子どもは、作文シートに次のように書いていました。
「いつも通っている道なのにドキドキしました。高田本町商店街は、いつも学校に行くときに見ている景色なのに、今日は、いつも見ている、行っている店に入ると、ドキドキした気持ちでじっくりとものをながめました。こんな気持ちになるのは何でだろうと今でも思います。あるお茶屋に入ると、茶葉の香りが私の方へきました。ある時計屋に入ると、時間の音がチクタクと鳴っていました。ある和菓子屋に入ると紙で箱を包む音がしました。ある薬屋に入ると、薬を入れる音が聞こえてきました。このことから、私は商店街は、五感でここは何屋かわかる場所だと思いました。」
「ぼくは、○○くんと端から端までの店を知ろうと思い、地図に書きました。その中でつぶれているお店が多いことに気付きました。その後に、いろいろなものがあることに気付いて、買ってみたかったけれど、お金がありませんでした。なので、明日はお金をもって買い物をしたいです。ぼくは高田本町商店街でお店を出してみたいと思い、○○くんと話しました。でも、それをやるには商店街のことをいろいろと知らなくちゃいけないとも思いました。だから、ぼくはもっと商店街に行って、商店街のことが知りたいと思いました。」