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学級の活動

小林古径記念美術館で日本画体験

6年2組 創造活動 2022/04/25

4月22日(金)に小林古径記念美術館で日本画の体験をしました。
まずは、市川学芸員さんから小林古径が描いた日本画の説明を聞きました。
小林古径は、1883年に上越市の大町に生まれ、数多くの作品を制作しました。

子どもは、「鶴」や「蓼」、「尾長鶏」などの小林古径の作品を見て、「色が濃い部分と薄い部分があってグラデーションになっている」「背景に墨や金、銀などが使われていることを初めて知った」と話していました。

日本画は1000年以上の歴史をもつ日本特有の絵であり、材料や描き方がほとんど変わらずに今に伝わっています。
絵の具には、鉱石や珊瑚、貝殻などの自然物を砕いて使っています。
市川学芸員さんの説明を聞いた子どもは、自分たちが普段使っている水彩絵の具との違いに驚いていました。

砕かれた鉱石に「にかわ」を混ぜて、自分たちで絵の具をつくっていきます。
そして、つくった絵の具を筆につけて作品に彩色していきました。
子どもは、一人一人の彩色した色合いが異なっていたり、表面に鉱石のザラザラ感が残っていたりすることを感じていました。


子どもは、作文シートに「ぬる時に使う絵の具が不思議でした。粉状でそこに「にかわ」をとかした物を入れると絵の具になります。その作った絵の具はザラザラしていて私が思っていたのとちがって、びっくりしました。古径さんみたいな立体感はないけど、楽しくできたので良かったです」「もっとやってみたいことは、同じ日本画をまたちょうせんしたいことです。もっといい日本画をかきたいなと思っています」と書いていました。