〒943-0834 新潟県上越市西城町1-7-1TEL:025-523-3610
〒943-0834 新潟県上越市西城町1-7-1
TEL:025-523-3610
MENU
前のページへ戻る

学級の活動

月の観察を続けて見いだしたなぞを説明する

6年2組 実践教科活動 2021/10/15

 実践理科「月のなぞ」の活動で月が満ち欠けする仕組みをモデル実験を通して説明した子どもは、月を継続的に観察する中で、「夜はいつも月が見えると思っていたのに、見える時間帯が変わるのはなぜ」「月も自転しているはずなのに、いつも同じ面を地球に向けているのはなぜだろう」「満月も月食も太陽、地球、月が一直線という関係なのに、満月のたびに月食が見られないのはなぜだろう」という疑問をもちました。

 月が見える時間帯は、太陽、地球、月の位置関係だけでなく、地球の自転が関係しています。地球のモデルには、日本を目印とした赤いシールを貼りました。地球が24時間で1周自転することを踏まえて、何時頃に月が見えるのかをモデルを操作することを通して考えました。地球からの視野は180℃であること、昼間は月が見えにくいことから、三日月は夕方の短い時間帯しか見ることができないことに気付きました。

 また、月も自転しているはずなのに、いつも同じ面を地球に向けている理由についても、月のモデルを地球の周りを回転(公転)させる中で、29.5日かけて月がゆっくりと自転していることに気付き、図に詳しく表す子どももいました。

 そして、「満月の度に月食が起こらない理由」については、これまで使ってきたモデルでは説明がつきませんでした。この問題は、地球と月の公転面のズレが原因なので、2次元のモデルでは説明しづらいのです。子どもは、モデルにふれながら試行錯誤し、様々な仮説を検証していきましたが、満月の時は太陽、地球、月が一直線なのではなく、月がややズレているのではないかと考えるようになりました。そこで、月の公転面(軌道)を表すモデルを提示して、既存のモデルをつくり変えて検討するように促しました。「地球と月の公転面がややズレているいることにより満月は説明できるのだけど、今度は月食が説明できない・・」など、新たな問題にぶつかりながら、子どもは検討を繰り返し、月に対する見方・考え方をひろげていきました。