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学級の活動

宮沢賢治から社会を読む 「注文の多い料理店」

5年2組 実践教科活動 2021/06/04

 実践国語科では宮沢賢治の「注文の多い料理店」を読み始めました。もともと学級では「雨ニモ負ケズ」の暗唱に取り組んでおり、いよいよ学級の仲間と物語文が読めるということで子どもたちは非常に嬉しそうでした。登場人物である二人の紳士に注目しながら読んだり、それぞれの感想を基にした読みの交流を通して、様々な考えとの出合いや物語の深さを知り、感動する子どもたちの姿がありました。
 今後も宮沢賢治の物語文を読みながら、物語を通じて、社会状況や社会問題にも読みをひろげていきたいと考えています。



 

以下は読みの交流をした後の子どもの感想の一部です。学級全体での読みの交流によって、物語の世界がひろがっていることが伝わります。

  • 命を必要以上に取るなということを暗示しているのかと思いました。なぜなら、犬を無情にも金の話にし、ストレス解消で生き物を撃とうとしているからです。
  • 生き物の命を大切にしてという動物のメッセージだと思うし、あの西洋料理店山猫軒は、二人にそれを気付かせるために現れてきたのかなと思います。
  • 命を大切なんだよと伝えようとしているのだと思います。別に絶対食べるなと言っているわけでもないし、ふつうに食べろというわけでもないし、ただ、命や動物に感謝して食べてと言っていると思います。
  • しんしのことを最初は何も食べられなくてかわいそうと思っていました。けれど、○○さんが「生き物の命を軽く見ている」と言いました。最初はかわいそうだと思っていた私でしたが、しんしが命を軽く見ていると気づき、意見が変わりました。私はそんな命を大切にしない人は肉や魚を食べてほしくないと思います。なので私はこれからも大切に命をいただいて、おいしく残さず食べたいと思います。
  • しんしたちが悪いなら、私たちも悪いということになると思います。しんしはちょっとやりすぎているけれど、私たちもそんなに違いはないのではないかと思います。
  • しんしは自分のことばかり考えていて、動物たちのことを考えていない。動物の気持ちになってみるということが大切だと思います。
  • 今日、国語をやって、いろいろなことに気づけました。山猫軒は二人のしんしに「生き物を大切にすること教えてくれていた」とみんなが考えていて、「とってもすごいな~。このお話は、読んでいる私たちにメッセージを送っているのかな?」と思いました。生き物の命を大切にしていきたいと思いました。一人では考えられないことも分かったので、すごくよかったです。
  • しんしたちが生き物の命を大切におもっていないで、てきとうというか、遊び感覚で動物の命をむだにしようとしているから、山猫たちがおこって、しんしたちにふくしゅうをしようとしたのかなと思います。私は何回もこのお話をよんでいますが、やっぱりおもしろい話だなと思いました。みんなはたくさん考えが思いついていて、すごいと思いました。私もみんなみたいに考えが思いつけばいいなと思いました。
  • 二人のしんしを悪いというと、自分たちのやっていることとむじゅんしているのではないか?という○○さんの考えに対して、ぼくはそれは違うと思う。自分たちが食べるのは生活に必要。しんしは、動物を打っても、買って帰っても、自分たちが打ってとったみたいなことにすれば同じだと書いてあった。その言い方から想像すれば、しんしは悪い。○○さんが言っていた通り、宮沢賢治さんは、動物の命を大切にしてほしいというメッセージを作品にこめたのだと思います。それはぼくたちが生きていく中での最低限のルールなんだとぼくは思う。宮沢賢治さんは読者にそのことを伝えようとしているのだと思う。