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学級の活動

9月21日(水)みんなのサツマイモほり

2年2組 創造活動 2022/09/26

1学期にみんなで育て始めたサツマイモ。
茂った草を取り、石がゴロゴロ出てくる畑を耕して作ったサツマイモ畑で育ててきました。
夏休みが明けて、つるがぐんぐん伸びていることに気付いた子どもは、
「そろそろ収穫できるんじゃない?」と話したり、「でも、掘ってみないとちゃんとできているか分からないよ」と話したりしました。
みんなで植えたサツマイモであることから、いつ収穫するか相談することにしました。
子どもは「早く収穫して食べたい」と話したり、「もっと待ったらもっと多くなるかも知れないから待ちたい」と話しました。
また、「ネズミや虫に食べられていたら大変だから早く収穫した方が良い」「じゃあ、ちょっとだけお試しで収穫したらいいんじゃない?」「でもそれだと、全部は分からないよ」などと話しました。
「植えてから100日経っているといいって本で読んだよ」と話す子どもの言葉から、植えてからの日数を確認すると120日経っていることから「収穫しても良いんじゃないか」という話になりました。
「でも、サツマイモによって本当に収穫できるかは分からないんじゃない?」と話になりました。
そんなとき「葉っぱの色が黄色くなり始めるといいって聞いたよ」と話す子どもの言葉から、「じゃあ、見に行って黄色くなっていたらみんなで収穫しようよ」と、畑で確認することにしました。
みんなで葉っぱを確認してみると、少しずつ黄色くなっていることを見て、「よし、収穫できそうだよ!収穫しよう!」とサツマイモを囲んでサツマイモの収穫が始まりました。
長いつるを引っ張りました。一緒に引っ張っていくうちに「うんとこしょ、どっこいしょ」と掛け声が始まり、その周りには応援団が現れて盛り上げたり、引っ張りながらサツマイモの歌を歌ったりして、つるを取っていきました。
そして、つるがあった少し周りをスコップで掘り、「サツマイモの姿が見えてきたら軍手を付けた手で優しく掘っていくといい」と仲間に呼び掛ける子どもがいました。
少しずつ、丁寧に掘っていき、ついに、サツマイモが見つかりました。
収穫したサツマイモは、自分で持っていたり、あっぱれ号に積んだりして、あっという間に55このサツマイモを収穫することができました。
教室に戻ってから、採れたお芋をどうしたいか話し合うことにしました。
すると、「自分で収穫したから自分で持ち帰っておうちの人と食べたい」と話したり、「みんなで収穫したからみんなで食べるのがいいと思う」と話したりしました。
また「自分でとったサツマイモだから自分で決めたい」と話す子もいました。そんなとき、サツマイモを見付けることができなかった子がいることや、収穫したお芋を仲間に分けてあげた仲間がいることを話す子どもがいました。また、夏休み中に実は水やりをしていたことを話したり、草取りをみんなで一緒にがんばったことを話したりする子どもがいました。
これまでのサツマイモにしてきたことを話したり、今日の収穫の時に感じた嬉しさを話したりする中で、「みんなのお芋だからみんなで決めたい。」「みんなで決めるというのは、無理矢理じゃなくてみんなが納得するまで話すことが大事。」「意見が合うことが大事だと思う。」「もちろん、やりたいことはみんな違うけど、みんなが楽しめるといいと思う」「みんなで納得できるまで話しあいたい」とサツマイモのこれからについて話し合うことを続けました。
そして、55コ採れたお芋のうち、全員が1つ自分の物として学校で調理したりおうちに持ち帰ったり自分で決めること、のこりの19コはみんなで使い方を相談してみんなで楽しむことに決まりました。